フェイスブックで感動した人の言葉より・・・

「土屋鞄」さんのfacebookページがとても素敵なもので……
~人間らしさの追求について~

僕もfacebookにいろいろと書いているので、企業のfacebook運営には興味があります。でもいつも感じるのが企業とfacebookの相性の悪さです。本来facebookは「友達」とつながる場所。果たして、企業は「友達」になれるのだろうか…？と。

で、土屋鞄さんのページが、なんだかとてもすばらしいのです。

まず土屋鞄さんとは…--------
1965年、2人のランドセル職人からスタートした土屋鞄製造所。
創業から今まで、少しずつ大きくなってきた足立区の小さな町の工房。これからも変わらず、ひとつひとつの鞄を職人が手作りして、あなたの元へお届けします。
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という、とても人間味あふれる、鞄を作っている人たちです。

ページを見ていると、とにかく企業に「ひとらしさ」が宿っているのがわかります。美してくて機能的なことがわかるプロダクトの写真。ところどころ現れる「職人」さんの純粋でひたむきな姿。ページの文章、写真のすべてが丁寧で、やさしさや感じます。(まぁ観てみてください！)

僕にとってこの「ひとらしさ」は大きなテーマです。
この２０年は「システム」の時代でした。これからは「ひと」の時代がくる(きてほしい)と思っています。

あらゆるものがシステム化され、量産化され、情報化されるなかで、求められるのは、どれだけ個人的で、感情的で、人間的であれるかどうかだと思うのです。それをプロダクトや情報へアウトプットできるかどうか。そうでなければ、やがてシステムに仕事が奪われていくはずだから。

世界の大企業が、すばらしいサービスを届けてくれる。でも壁を一枚隔てれば、システムの末端で搾取されている人たちもいる。その恩恵を受けている僕が言えることじゃないんだけど、そういう世界を少しずつ減らしていきたいとは思うのです。

土屋鞄さんのページを観ていたら…、
企業がつくるすべてのものに、ひとつひとつ丁寧に、「ひとらしさ」が宿っていたら、それはとても素敵なことだなぁ、と。そして「ひとらしさ」満載の企業だから、facebookでも「友達のように」受け入れられるんだろうなと思ったのでした。それでは！