春の七草を集めて七草粥を作りました(3) - 幼児教育 - 専門家プロファイル

杉田 昌穂
青穂塾 塾長
大阪府
塾講師

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対象:子供の教育・受験

大澤 眞知子
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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春の七草を集めて七草粥を作りました(3)

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「すずな」はカブ。

写真は「サカタのタネ」という会社の「たかね」という品種です。小カブと呼ばれる種類になります。

私はカブが嫌いではないのですが、なぜか畑で作ろうと思ったことはありません。そのため、教材用に「たかね」を植木鉢で育てるだけです。

有岡利幸著「春の七草」(法政大学出版局)によりますと、カブは地中海沿岸からアフガニスタンあたりが原産地であるようです。日本で古くから栽培されている品種をみると、東日本の品種はヨーロッパ型の品種がシベリア方面から入ってきたとみられ、西日本の品種はアフガニスタン型の品種が中国方面から入ってきたようです。いずれも奈良時代以前に入ってきたとみられます。

カブは奈良時代には菁(あおな)と呼ばれ、やがて蕪菁(あおな→かぶらな→かぶな)となり、蕪(かぶ)となったようです。「あおな」という表現は葉の部分を中心に見ており、「かぶ」という表現は根の部分を中心に見ているようです。水菜、壬生菜、酸茎菜、野沢菜もカブの仲間ですから、これは菁(あおな)の系統なのでしょう。

水菜は毎年畑で栽培していますが、たしかに春になると根が太くなってカブのようになります。

「すずな」という表現は「菁」「菘」という字を書くようですが、それほど多く使われた表現ではないようです。

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