- 松山 淳
- アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:人材育成
インスパイア・リーダーシップ
【inspire】
という単語があります。
「リーダーシップ」という言葉の定義がとても難しいことは
以前述べましたが、
「リーダーシップ」という概念を考えるにあたり、
この「inspire」という単語は、その意味深さから、
なかなか大きなヒントを私たちに与えてくれます。
まず、「inspire」の意味を辞書*1でおさえたいと思います。
***
【inspire】[他動]
□1 〔息を〕吸い込む
□2 活気を与える、奮起させる、鼓舞する、元気づける、
気持ちを強く動かす、刺激して〜する気にさせる
〔霊感を〕入り込ませる
□3 〔思想・感情などを〕吹き込む
□4 ひらめかせる、着想させる、〜の創作意欲をかき立てる
□5 呼び起こす、引き起こす
* **
いかがでしょうか?
何か感じるものがあるのではないでしょうか?
この「inspire」という単語は(英語の得意な方は別ですが)
まだまだ「カタカナ英語」としては馴染みの薄いものです。
ですが、この言葉を知らない人はいません。
★ 「inspiration」(インスピレーション)
「インスピレーション」は「ひらめき」という意味で、
皆さんも日常会話の中で使っていると思います。
この言葉の動詞形が「inspire」なのですね。
この「inspiration」という言葉が文中にある、
あまりにも有名な名言を私たちは知っています。
【Genius is one per cent inspiration and 99 per cent perspiration.】
〈 天才とは1%のひらめきと99%の汗(努力のたまもの)である〉
なんだか、中学校の英語の授業みたいになってきましたが(笑)
肝心なのは「リーダーシップ」という概念をどうわかりやすく理解するかで、
そのために「inspire」という単語に着目しています。
次回からこの「inspire」という単語を活用しつつ
「リーダーシップ」について考えていきます。
EARTHSHIP CONSULTING
*1英辞郎 on the Web