責められているだけが被害では無い～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです
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夫からのモラハラ被害を受け続けている

妻にとって、

その被害は、何も夫から直接攻撃を

受けている時だけに限られるものでは

ありません。

直接の罵倒や罵り、物を壊すなどされている時に

味わう恐怖はもちろんですが、

それ以外の時も、妻は被害を受ける事になります。

それは例えば、

・今日は機嫌良く帰ってきてくれるだろうかという

心配

・今日は何で責められるのだろうかと考える不安

・物を壊されたり投げつけられたりはしないだろうかと

思う恐怖

などなど。

夫のいる時はもちろん、夫のいない時ですら

心や神経の休まる時は無く、

とにかく不安と恐怖に怯えながら、身を縮めて

生活する事になります。

とにかく夫に機嫌良くいてもらう為に、

モラハラ攻撃をスタートさせない為に、

細心の注意と心遣いを日々求められます。

これが毎日の生活、日常となると。。

大変しんどいと思います。

そもそも、モラハラ夫が攻撃をするか否か、

感情やストレスを爆発させるか否かは、

被害者妻がコントロールできることでは無いのです。

どれだけ妻が一生懸命に家事や育児をしていても、

必死の心遣いを見せても、

モラハラ夫は、自分の機嫌が悪かったり

自分自身で抱えきれない劣等感や憎悪、ストレスを

爆発させたいと思えば、

その憎悪やストレスは勝手に爆発し、

妻に向けられます。

妻がモラハラ夫の攻撃をコントロールする事は、

基本的には不可能です。

そもそも夫がモラハラを行なう原因は

妻ではないのですから。

モラハラ夫は、妻の態度/対応が悪いから

モラハラ攻撃をするわけではないのです。

自分自身の課題や、自分自身で対処すべき

ストレスや劣等感、等身大の自分に向き合うなどと

言う事が出来ないから、

そこで生じた摩擦や軋轢を、

「妻の不出来さ」

「妻の至らなさ」

を言い訳に、妻にぶつけているだけなのです。

ですが、そこに気付けない間は、妻は

とにかく夫からのモラハラ攻撃に翻弄されます。

自分が至らないせいで夫がこうなってしまった。

悪いのは自分なのだ。

と考えてしまいます。

（夫からも「悪いのはお前」と言われますしね）

この状態が長く続くと、妻は完全にモラハラという

暴力に支配されます。

直接攻撃を受けている時はもちろん、

直接の攻撃が無い時期でさえ、

いつ爆発するかもわからない夫のストレスや

理不尽な要求の後に続く怒りに、

怯え続けることになります。

いいですか、

直接責められている時だけが、被害ではないのです。

モラハラという暴力、恐怖に支配され、

直接何もされていなくても、その事で頭が

一杯になってしまう。

恐怖で支配されてしまっては、

あなたは安心して「あなた」という人生を楽しんだり

味わったりする事が出来なくなってしまいます。

モラルハラスメントは暴力です。

それも、四六時中あなたを支配してしまう

恐ろしい暴力です。

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