- 寺野 裕子
- てらの・ファイナンシャルプランニングオフィス 代表
- 徳島県
- ファイナンシャルプランナー
原発だけではないですが、最近「ゆうてることがわからん」と感じるニュースが多すぎ
今日の内容
東京電力福島第1原子力発電所2号機の原子炉圧力容器底部の温度計が異常値を示したことについて、
東電は温度計の故障が原因としている。
故障が原因だとする説明は放射性物質が増える兆候もなく、うなずける点は多いが不確実な点も残る。
今回の問題は原子炉内を知る手だてが極めて限られている点にある。
現在原子炉はテレビカメラなどを使っても内部を見ることは困難だとされている。
廃路までの道のりでこれに似た事態はこれからも起こるに違いない。
内部を知る技術の開発が急務といえる。
また不測の事態に備えて新たな計測手段を用意する必要はないか検討してもらいたい。
今日の感想文
一面では東京電力の公的管理に向けた国との最終攻防の記事がある。
2面、3面をみると、温度計が故障して内部が見られないから云々といった記事がある。
社説では、「見えない原子炉内部を知る技術開発を急げ」と言っている。
私は、いつもこの原発の記事を見て感じるのが
「そもそも事故が起きたら現場に入る方法も知らずにやっとったんかい!」ってこと。
事故が起きたら対処の仕方はきちんとプロが知ってくれているから、運営もOKになってたんでしょう
今日の記事の感想は、
今さら「技術開発を急げ」と言っていること自体に違和感を感じて気持ち悪いとうことです。
内部の見方知らない方たちが経営権で攻防してる
事故、トラブルが起きた時の対処方法を準備出来てから運営することを考えるということが当然の道だと思います。
まして何か起こったら、カメラも何も入って行けずに見ることすらできないなんて問題外
そのような状態で、経営権の攻防ができる気力があるというのは本当は見ることできるんじゃないのとしか考えられません。
少しテーマから外れますが、最近の電力問題について感じていることがあります。
枝野さんは来年夏もできるだけ電力制限はしないと言っています。
本当に電力が逼迫していて足りない状態であれば、何かしらの対応は今すぐにでもするんじゃないんでしょうか
節電の呼び掛けなんて上っ面だけで、本当に足りないの~と私は疑っていたりもします。
もしくは、事実がまだ分かっていないから、とりあえず節電と言っていこうというところなじゃないかとも感じています。
私の結論は東電も国も本当のことは出していないか分かっていないと考えていたほうが良いと感じているということです。
本当が何なのかは分かりません
だから気持ち悪いんです。
もしかしたら、今日、明日、来週か、分かりませんが、いつ何どき
「今日から、夜〈昼かもしれませんが〉は電気ストップします」
なんてことがやってくるかも分からないという心づもりはしておかなければならないと考えています。
だって、言ってることがメチャクチャで、筋が通っていないんですから、
個人として想定できる最悪のことを考えて準備しておく必要はあると思うんです。
本当のところは分かりません。
先日東京に行った時には、モノレールは途中で車内の電気を消していました。
でも昨年のような節電モードではなかったように思います。
大阪では電車の椅子がポカポカでした。
私は、しばらく今日、明日電気が止まったらってことを考えていこうと思っています。
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