- 鈴木 健一郎
- ECLITH | エクリス 代表 経営責任者
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
3-12 カテゴリー別マーケティング②
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図の青色部分を占める②は
「消費者の関与度が高く、論理的思考による商品選択を必要とする」保険や不動産などの、対自分に関係する高価格商品
です。
該当商品は購入頻度が少なく、一度購入すると一定期間買い替えが効かないものが多いです。
そのため、関与度が高く、論理的思考も必要になってくるわけです。そういった性質柄、フェイスブックページを開設してしまえば一定のファンを獲得出来る(関与度が高いため)と考えてしまう場合もあるが、実はそうではありません。
生命保険を例に挙げます。
保険は人生の中で大変大きな買い物です。
私も保険に加入していますが、月3万円の保険料を12カ月。それを40年支払い続けるとすると、1440万円も生涯で支払う必要があります。(掛け捨て・積立等の細かい部分は省きます)
そのため加入時には色々な会社を比較・検討し、本などから専門知識を得、納得の上契約を結びました。いわばここまでの関与度と論理的思考は物凄く高いと言わざるを得ません。
しかし、加入後の今、驚くことに保険に対して、全く関心を持っていません。毎月口座からの引き落としを見て、「あ、そういえば保険入ってたな(笑)」と思うくらいです。
要は「関与度・論理的思考が物凄く高い状態」から「関与度も論理的思考もかなり低い状態」へと変わってしまったと言うことです。
他にも、引っ越しする場合は「引っ越しするまで」は地域性や沿線などにも強く関心を持っていると思うが、いざ引っ越し終了後はそれが当たり前になり、深く関心を持つことは無いでしょう。
この様に、②に属する商品・サービスは購入後のアフターフォロー部分に力を入れ、そこから繋がりを確保・拡大していくことが必要です。
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