12月4日(日)に佐久市コスモホールで「第11回佐久第九演奏会」がおこなわれ、私も演奏します。
楽器はティンパニを担当します。
ティンパニを演奏するにはマレットという撥を使います。
マレットの素材は柄は木や竹、頭の部分はフェルトで作られています。
今回の第九では写真のマレットが出場させる予定です。
マレットは曲のテンポや曲想に合わせてそれぞれマレットを使い分けます。ですので打楽器奏者は「楽曲のことをよく知り研究する」ということが必要になります。
ですがあらかじめプランを決めてはおきますが、本番のステージの響き方やオケの様子からその場で変更することもよくあります。
いちばん左のマレットだけもう一枚の写真に載せました。このマレットはハイドンやモーツァルトのような古典派の楽曲で使えるように自分で作ってみました。最近作ったものですが、自分でも会心の作です。
このコラムの執筆専門家
- 成澤 利幸
- (長野県 / 音楽家、打楽器奏者)
- 成澤打楽器音楽教室
音楽はみんなのもの
楽器の演奏は専門家からのちょっとしたアドバイスによりスムーズに上達したり音楽の奥深さに触れることがあります。ドラムやマリンバ、いろいろな打楽器のレッスンを通して皆さんのお力になれればと思います。
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