No.193 日本文化の紹介・教育から新市場を創出した日本香堂 - ブランド戦略・ネーミング全般 - 専門家プロファイル

澤田 且成
アイディーテンジャパン株式会社 企業ブランディングコンサルタント
東京都
ブランドコンサルタント

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No.193 日本文化の紹介・教育から新市場を創出した日本香堂

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ブランディングニュース 『世界で活躍するニッポン・ブランド』

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No.193 日本文化の紹介・教育から新市場を創出した日本香堂の海外展開
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン      2011.11.21

 ブランディングニュース『世界で活躍するニッポン・ブランド』

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【いよいよ今週開催!11月25日(金)ブランディング勉強会】

『中国市場で後発企業が飲食ビジネスで成功させる日式ブランドの生かし方』


「中国人相手にどうやって、ビジネスをすればいいのか・・・」
「中国人スタッフをどのように教育したらいいのだろう・・・」
そんな悩みをお持ちじゃありませんか?

「今さら中国市場なんて参入できるのか・・・」
「北京、上海、広州以外の都市でどこを攻めればいいのか・・・」
そんなアドバイスを必要としていませんか?

「年商10億円以上の中国人経営者ってどうやって知り合えばいいのだろ・・・」
「中国人富裕層は今、何を必要としているのだろう・・・」
そんな質問の答えに関心はありませんか?


今週25日(金)に開催するブランディング勉強会では、
中国で居酒屋を経営し、3年間2店舗のみで3億円を生んだ
ベンチャーリンク出身の日本人経営者からお話をいただきます。

実は、この体験をまとめた書籍が日経BP社から出版され
飲食業界だけでなく中国進出を考える人の指南書として扱われ、
何と、アマゾンでは18評価の内、17が最大評価の☆5つです!

また、ゲストスピーカーとして上海・女性経営者も来ていただけます。
彼女は、売上10億円~500億円企業の中国人経営者集団を取りまとめる
中国企業の日本パートナーとして活躍中です。

今回、自らが視察旅行、物件交渉、人材採用、出店、人材育成、
ストライキ対応、ビラ配り、チェーン展開、中国人有力者との交渉まで
現場の最前線で指揮をとり大成功した日本人経営者と、
中国富裕層経営者と日本を結ぶ中国人経営者が一同に会する
またとない機会です。

中国進出を検討中の飲食ビジネス経営者はもちろんのこと、
他業種で中国進出をご検討中の方、また
訪日中国人をターゲットにビジネスを検討している方は
是非ご参加ください。
⇒ http://www.id10.jp/seminar/111125
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こんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。

明日、11月22日は「よい夫婦の日」ですね。
数字の並びから決められたこの日は、1988年に提唱されたもので
「ありがとう」と「愛してる」を込めてバラを送るそう。

年末に向けて仕事が忙しい、という方も多いでしょうが
既婚の方は、なかなかとれない夫婦だけの時間をお愉しみください。

さて、今回のブランディングニュース
『世界で活躍するニッポン・ブランド』は「毎日香」のCMなどで
おなじみの日本香堂について取り上げます。

最近では趣味でアロマを使う人が増えていますが、
やはり「お線香」と聞くと日本かアジアというイメージ。

でも、日本香堂はアメリカに現地法人まで置き、
「線香」からはイメージしにくい、欧米の市場開拓に
成功しているのです。

「ニーズがあるから進出する」という一般的な発想とは
かけ離れたアクションで、いかに成功を収められたのか。

今回は日本香堂の海外展開を例に、
教育的マーケティングというものを考えていきたいと思います。

お香、お線香、フレグランスの日本香堂
http://www.nipponkodo.co.jp/


*        *        *

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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
日本文化の紹介・教育から新市場を創出した日本香堂の海外展開

[2] 編集後記

[3] セミナー情報

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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
日本文化の紹介・教育から新市場を創出した日本香堂の海外展開
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■ 日系人と若者文化がを足掛かりに

日本香堂といえば、
日本では、富士山を背景に連凧が空を舞う「青雲」や
五代目圓楽のナレーションが耳に残る「毎日香」のCMが有名です。

テレビを見て育った世代には、CMソングが口ずさめるほどですから、
国内でのブランド力、またシェアの大きさも想像できます。

そんな日本香堂は、いまから46年間の1965年に
アメリカ進出のため現地法人を設立しました。

お線香というと、ユーザーは仏教徒を考えがちですが、
日本香堂は世界一の都市であるニューヨークへの進出からスタート。

お香やお線香を焚く習慣がないところで
新しいマーケットを創出したいという想いからでした。

進出といっても、まずは大きなバッグにお線香をつめて
一軒一軒訪問して開拓する形で営業。
店頭で焚いてもらえるよう見本を渡し、使い方を伝えていきました。

この時点では、アメリカ在住の日系人からのニーズ、
またヒッピー文化の流行にあわせ若者が購入していったのです。

同業のなかでは、もちろん初めての海外進出。
その足掛かりは一軒一軒店を回る努力から生まれました。

続きはこちらから。

⇒ http://www.id10.jp/brandingnews/111121

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