- 眞鍋 顕宏
- 株式会社クレオ・アソシエイツ 代表取締役
- 兵庫県
- コミックデザイナー
対象:ブランド戦略・ネーミング
- 清水 圭一
- (IT経営コンサルタント)
- 赤坂 卓哉
- (クリエイティブディレクター)
前回、3級の勉強法についてお話しましたが、続いて2級編です。
基本的に出題範囲は同じですので、3級と同じように取り組んで大丈夫かと思いますが、
問われる内容がレベルアップしますし、正答率も80%以上とハードルが上がりますので、
分からない箇所を残さないような勉強を心がけましょう。
オススメ教材
私自身、以下の教材を使用しました。
・参考書:2級 完全マスター[改訂4版]1 特許法・実用新案法(アップロード)
2級 完全マスター[改訂4版]2 意匠法・商標法・条約(アップロード)
2級 完全マスター[改訂4版]3 著作権法・その他(アップロード)
・問題集:知的財産管理技能検定2級学科スピード問題集(早稲田経営出版)
知的財産管理技能検定2級実技スピード問題集(早稲田経営出版)
参考書の2級 完全マスターはとても分かりやすくて役に立ちました。
3冊ともなるとボリュームも結構ありますが、3級学習で感じていた疑問等が
「なるほど、そういうことだったのか」とスッキリ。
今となっては、3級のときから使用しても良かったのではと思うほどです。
学習の進め方
問題集を解く前に、2級 完全マスターを熟読することをオススメします。
このとき各法律ごとに、参考書熟読→問題集(学科)を繰り返しながら1周通します。
問題集に取り組むときは、3級の時と同じように付箋をつかって理解度を確認しながら
進めると良いと思います。
↓↓↓ 3級の勉強法はこちら ↓↓↓
2周目からは、こちらも各法律ごとに
問題集(学科)間違った箇所の見直し→問題集(実技)を繰り返します。
こうして最後に付箋がなくなるのを一つの目標に問題集を解いていけば、
自然と力はついてくると思います。
人間は弱い生き物ですので、不安を抱くとあれこれ他のものに手を出したくなる
ものですが、そこは意思を強くもって1冊を完璧に仕上げてからにして下さい。
2級と3級の難易度の差について
正直なところ、難易度の差はそれほど感じませんでした。
3級を学習する上では、はじめて目の当たりにする用語や独特の言い回しに慣れていないことから
理解するのに時間がかかり、2級より苦労した感があります。一方、2級では3級で学んだことに
上乗せする学習ですので、内容は深くなりますが、とりわけ難しいという印象は持ちませんでした。
但し、合格基準のハードルが上がりますので、少しのミスが致命的になりかねないという
プレッシャーが大きくなると思います。
ちなみに、3級の合格ラインは正答率70%以上ですが、2級は80%以上。
選択問題は、3級が3択であったものが、2級では4択になります。
より正確さが求められるという点に、2級の難しさがあるのだと思います。
学習では分からない箇所を残さないような勉強を心がけましょう。
以上が2級のポイントになりますが如何でしょうか?
2級までは十分独学で合格出来る資格だと思います。
1級はスペシャリスト向けで、弁理士を受験する方でも難しいと聞きますので、
そちらは別格としても、知的財産に関わるお仕事をされている方は、
ぜひチャレンジしてみて欲しいと思います。
COMIC CUBE − マンガ・イラスト・アニメをデザインするプロダクション −
(公式サイトも是非ご覧下さい) http://www.comic-cube.jp/
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