ソーシャルネットワークサービスの可能性

現在では様々なソーシャルネットワークサービスがあります。

日本では、ソーシャルネットワークサービスと言えばmixiが有名ですね。最近ではTwitterを使って気軽に情報発信されている方も多いことと思います。mixiはどちらかというと濃密な繋がりを提供し、twitterは、ゆるい繋がりと言えるでしょうか。

最近では、映画の公開もあり、Facebookが脚光を浴びています。そして、GoogleからもGoogle+というサービスが開始となり、さまざまなソーシャルネットワークサービスが提供されています。

ソーシャルネットワークサービスって何ですか？

さて、では、この「ソーシャルネットワークサービス」というのは何でしょうか？言葉は知っていても、よく分からないという方も多いのではないでしょうか？「社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスの事」という説明がWikipediaに掲載されていますが、どうゆう事かお分かりになりますか？

実社会と同じ様に考えると分かりやすいです。

簡単に説明すると、実社会で生活しているのと同じ様に、ネットを通じて知り合いになったり、同じ話題で会話したり、意見を述べ合ったりする事です。例えば、あなたが、たまたま通った街に、庭の綺麗なお宅があったとします。あなたは「綺麗な庭だなぁ」と思い、その方がどんな方か興味を持ったとしましょう。最初は、その庭を眺めるだけかもしれませんが、ある日、そのお宅のご主人が庭の手入れをされていたら、あなたは思わず声をかけてしまいますよね。そこから、共通の話に話が弾んだり、いろいろな事を教わったりする事で、知り合いがひとり増えます。また、公園で子どもを遊ばしているお母さん方のグループがいらっしゃいました。あなたもお子さんと一緒に公園に行ったとき、グループに入れてもらえるか尋ねるでしょう。そして、子どもたちが遊んでいる間、他愛もない話をされる事と思います。実社会においてこの様に知り合いが出来るのはごく普通ですよね。それと同じ事をネット上でも出来る訳です。

企業のソーシャルネットワークサービス利用が本格化しています。

最近では、そのネット上での知り合うプロセスを利用して、企業が広告媒体として活用する事例が増えてきました。Facebookにページを作成して、ユーザーと知り合いになる事で、企業の広告をお知らせする。（これは、実社会で企業のセールスマンと知り合いになる事と言えるかもしれませんね。）また、Twitterで新製品情報やキャンペーンのお知らせをつぶやく。（これは、実社会で企業のセールスマンのお話しを聞いている事になるかもしれませんね。）そんな利用方法が非常に多くなってきています。

実社会と同じ様に、ユーザーはしっかり見極めが必要です。

もちろん、ユーザーが必要として、セールスマンと知り合いになったり、話を聞くのであれば良いのですが、半ば強制的に繋がりを要求する事が多くなってきている気がします。「知り合いにならないと、お得な情報は何も教えないぞ！」的な使い方も見受けられます。「簡単につながれる」それがネットのメリットです。しかし、実社会においても、得体の知れない人と知り合いになるでしょうか？その人がどんな人か、どんな考え方を持っているのか、少しは見極めますよね。同じ様に、ソーシャルネットワークサービスも見極めが必要です。

私たちも企業としての活用の可能性を考えていきたいと思います。

私も、ごく親しい友人とソーシャルネットワークサービスを使っていますが、ネット上で知り合うと言うよりは、実社会での繋がりをより深める為のツールとして使っていました。しかし、今後、企業としてソーシャルネットワークサービスをいかに活用できるか、そして、それは、ユーザーと企業の冷めた関係ではなく、新しい形での繋がりとして使っていければと、模索中です。

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