- 山中 昇
- 英検1級道場
- 千葉県
- 英語講師
対象:英語
学問に王道なし
「地道にコツコツ」 という表現を絵に描いたような男性受講生が居る
2009/10(2009-2)、準1級1次試験にぎりぎりで合格、
2009/12から私とのレッスンを2年近く続けてきた人だ
今回、2011-2で79点をとり、あと2点にまで迫った
今回は合格ラインが81に上がったために不合格だったが
以前なら合格だった
この人も進歩を続けているが、英検も1歩先に行ってなかなかつかまらない
でも、この人がすごいのは、1級合格は自分の総合的な英語力を高める手段の一つにしか過ぎないと考えていることだ
つまり、1級合格が目的ではなく、1級合格は実力判定のための手段であり、通過地点の一つにしか過ぎないのだ
下記は、英作文を除いた点数の推移だ
1回だけ下がったが、不屈の精神で努力を継続し、
英作文を含めて2010-3ではあと1点、
2011-1、2011-2もあと1歩と言うところまで迫っている
2011-3合格を目指し、弱点補強のプログラムを組んで前進する取り組みを始めたところだ
2009-2 37
2009-3 45
2010-1 55
2010-2 50
2010-3 58
2011-1 61
2011-2 62
私はレッスンでかなりのボリュームの宿題(読解、リスニング、単語)を出すが、この人は1度も欠かしたことがない
決して手を抜かないのだ
失礼だが、人より飛びぬけて頭がいいというタイプではない
でも、他の受講者と同じか、それ以上の点数まで上がってきている事実が興味深い
人間の学力などみんなほとんど同じだ
ほんの少しの努力とインスピレーションが合否を分けるのだという証明を見ているようだ
英検道場はこの人のようなタイプの人が多く集まっている
私自身もこのタイプだと思っている
このコラムに類似したコラム
英検1級道場-丸5年受講を続けている人が居ます 山中 昇 - 英語講師(2015/01/21 08:31)
英検1級道場-地道な努力を重ねてきた受講者がいよいよ1級教材に挑戦 山中 昇 - 英語講師(2014/08/24 22:29)
英検1級道場-通訳案内士試験追い込み段階に 山中 昇 - 英語講師(2014/08/15 07:30)
英検1級道場-日本の伝統文化に触れましょう 山中 昇 - 英語講師(2014/07/27 12:03)
英検1級道場-7年4カ月の苦闘を乗り換えて1級に合格した元受講生あり 山中 昇 - 英語講師(2014/07/19 23:17)