- 小松 俊明
- リクルーターズ株式会社 経営コンサルタント (専門/人材ビジネス)
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
書類選考に落ちたときその理由は様々ですが、求職者の方の中には、そこで伝えられたNG理由に対して、思いのほか反発する人がいます。
「○○の経験が足りないというが、自分は5年以上もその仕事をやっている。面接官の目は節穴か。」
気持ちはわかります。特に40代以降のベテラン管理職のような方の場合、経験不足をNG理由にされることは不本意でしょうし、面接官も十分に説明責任を果たしていないと思われるケースも少なくないからです。
しかし、面接のような他人から一方的に評価を受ける場では、どんなに経歴がいい人でも、何らかのケチをつけられるものなのです。
「経歴が良すぎるから、ウチのような発展途上の会社では苦労するんじゃないか」
こんな理由でNGもあるのです。
相手からマイナス評価をされることは、誰しも面白くないものです。ましてまだ会ってもいないのに、書類を見ただけで評価を下されることは、納得がいかないことが多いに違いありません。
しかし、それが面接の現実でもあり、会社の採用事情もいろいろと複雑であることも確かのです。学力テストのように絶対的な回答があるものではないこともあり、面接はいわゆるブラックボックス状態にあるのです。そう考えると、マイナス評価をされたからと言って、そのまま毎回落ち込む必要はありません。
「ご縁がなかった」
とスッキリと忘れてしまうくらいがちょうどよく、エージェントや求人企業に対して、あまりしつこくNG理由を掘り下げたり、これからの転職活動に生かしたいからもっとマイナス評価の詳細を教えてくれと言われても、求人企業としては困っているというのが現状なのです。
マイナス評価をされた時に反応があまりにも不快さを前面に出すタイプの人は、おそらくエージェントからも敬遠されるようになります。これでは転職活動に支障も出てしまいますので注意が必要です。
転職活動中のマイナス評価については、あまり深く取り合わず、前向きに新しい案件に取り組むことがお勧めです。
転職活動の悩みをお持ちの方は、弊社がご提供する経歴書添削や面接対策をご活用頂くのも一つの方法ですので、ご参考までにお知らせします。
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