- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
東京都北区にて進行中の住宅の打ち合わせを行ないました。
前回に引き続きお母さんの実家にて、お母さん、お姉さん、そして妹さんご家族という大勢での打ち合わせをしましたが、今回は2回目のプレゼント言うことで、現在建っている実家の和室部分を保存する計画案をプレゼンしました。
これだけの和室を実際に新築住宅に作るには、その部分だけで材料費なり、手間代なりで相当の費用を要するため、近年の住宅においてはこのような手の混んだ和室が作られることは少なくなっています。しかしながら誰が見てもよいと感じるこのような和室は、時代が変わっても人々の生活スタイルが変わっても、よいものは良いのです。良いものが目の前にあるのに、それを壊してしまうのはあまりにもったいないので、「保存」。至極当然の思考の流れであり、クライアントにも非常に喜んでいただいてます。