- 鴫原 弘子
- 経営コンサルタント
対象:人材育成
*(1)からの続きです。
服飾戦略を考える上で重要な事は
1.ビジネス上有効に働く、視覚戦略を考慮する。
2.打ち出したいブランドイメージと、服装の印象にブレが生じない。
3.目的に合った装いである。
そして、何よりも大切な事は
【装う事により、内面の輝きが、より鮮明に相手に伝わるか】
という事である。
今回、依頼を頂いた宇都氏は
「30歳代・IT企業の若手社長」でありながら
「聡明で、爽やか」な印象。
その内面には、
事業家のお父上の血を受け継いだ、経営者としての高い志と
誠実で実直な想いが溢れている。
そこで、スタイリングのベースは
重厚感と気品のスーツともいわれ
スーツの発祥の地であるブリテッシュスタイルの原点
正統派スーツの基本でもある
「スリーピース・スーツ」
シャツは襟元の緊張感が美しい、光沢素材の綾織「ピンホール」。
「ネクタイ」は「堅実/信頼」を表す茶系や
「誠実/知的」なブルーグリーン系を用意した。
提案させて頂いた服を試着した「宇都氏」から
『感動しました〜!服でこんなに変るんですね〜』という
うれしいお言葉を頂いた。
私も、あまりの似合い方に、びっくり!
【本物のブランド人は、 服のパワーさえ、瞬時に自分の物にする 】
という事を 改めて、学ばせて頂いた。
着こなすとは
● 【内面の素晴らしさがあってこそ、 服に魂が宿る】
という事でもある。
*画像のスタイリング商品
「UNITED ARROWS 」http://www.united-arrows.jp/