- イムラン
- 株式会社コペル・インターナショナル 代表取締役社長
- 英語講師
対象:英会話
こんにちは、コペル英会話のイムランです!お待たせしました、第2号です。 「英語勉強スイッチ」は入ったままですか? スイッチがOFFになった方は、今一度、英語の勉強を始めるきっかけとなったあの瞬間を思い出してみてください。それでもモチベーションが上がらない方、大丈夫です。少しずつ上げていきましょう。 今日は勉強するべき内容についてお話させてください。 よく聞かれる質問の一つが、「英語は何から勉強すればいいですか?」 よく言われるのがリスニングです。 そう言われてリスニングの勉強を始める方。実は2週間もすると、単語の勉強をしています。そしてもう2週間勉強すると文法の勉強をしています。そしてもう2週間すると、英語勉強法を探しています。 実はよくある話なんです。リスニングから始めたのはいいけど、聞き取れない。これは単語力がないんだなと思い、単語を勉強する。単語を勉強していると、文章が作れないことに気がついて、文法にシフトする。でも、文法を勉強してもわけがわからなくなり、もっと自分に合った勉強法を探す。 これはすごくよくあるサイクルです。 ここから抜け出す方法を教えますね。 ここから抜け出す方法、それは「スピーキング」から入ること。 「え?話せないのにスピーキング???」と思いますよね。大丈夫です。まだ話しません。話す準備をするだけです。 つまり、スピーキングをするのではなく、「スピーキング」を意識して、何を話したいかを考えるのです。日本語でかまいません。とにかく話したいことを考えてリストアップしてみてください。 このリストアップするというのはとても大事です。リストアップすると、課題が見えるようになります。課題=やるべきこと。 そうすれば、何から手につければいいのか分かりますよね。 分かりやすい例を一つお話しします。 ビジネス英語を学びたいという男性がいました。どんな時に英語を使いますか?と聞いたら、「英語の電話がよくかかってきます。あとは、社長が外人なんですが、たまにエレベーターが一緒になることがあるので、なんか気の利いた一言が言いたいです。」と返ってきました。 これで課題が既に二つ。 電話対応と社長への気の利いた一言。何を勉強すればいいかわかりました。 電話対応はまず、話さないといけません。まず言うことを覚えないといけません。 そして社長への気の利いた一言も同じ。 「何を言いたいか」、「何を話したいか」。これを明確にすると、何から学ぶべきかがわかります。 早速、あなたが英語で話したいことをリストアップしてください。リストができたら、より詳しく、その会話でどんな表現を使いたいかを考えてみてください。これはもちろん、日本語でかまいません。 「ちょっとそれは飛躍しすぎじゃないですか?」って言えたらかっこいいな〜、とか。そういう表現をできるだけたくさん書き出してみてください。 意地悪に聞こえたらごめんなさい。 日本語で出てこないのに、英語で出てくるわけがないですよね。日本語で言えないことは当然、英語でも言えません。これは英語力の問題ではなく、「話したい!」という気持ちがちょっと足りないのかもしれません。 そういう方も大丈夫です。時間が経つと、話したいことというのは出てきますので。 とりあえずはこうしましょう。先週末、何をしたか思い出してください。それを大好きなあの人に伝えるつもりで日本語で書き出してみてください。喜怒哀楽を大好きなあの人に伝えてみてください。ちょっと表現とかがんばってしまうかもしれません。 まずはこのようにして「話したい!」、「言いたい!」ことをリストアップしてみてください。今日はそこまでにしましょう。 ではまた! イムラン
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