- 小笠原 宏之
- IT・インターネット戦略のオガコムジャパン 代表取締役
- 千葉県
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
※筆者のメルマガからの転載です。
「信頼できるパートナーとはGive&Takeで仲良くやろう」
と良く言いますよね。
実はこの考え方には間違いがあります。
「Give&Take」で付き合うのは、
基本的に信頼できない相手との付き合い方で、
本当に信頼できるパートナーとは
「Give&Give」で付き合うべきです。
「Give&Take」は紛争の元になります。
「ギヴしたのにテイクできないのは約束が違う」とか
「テイクできないギヴはしない」と言う発想に直結して
います。
「Give&Take」を、まだ信頼できていない相手との遣り取り
と考えると、「テイクできて当たり前」という甘えが
消えます。その関係には契約での縛りが必要です。
次に、本当に信頼しているパートナーとは
相手が「もう結構です」という程に与え続けても、
その価値を上回る有形無形のお返しがあります。
自分が「Give&Give」する以上に、相手も「Give&Give」
してくれるのです。結果、双方に大きな価値が残ります。
ここには形式的には契約もあるかもしれませんが、
基本的に「信用」という目に見えない絆で結ばれます。
夫婦関係も、経営者と社員の関係も、企業間の関係も
「Give&Give」で付き合えるかどうかが重要です。
<ご質問はこちらから:ogas@ogacom.jp>
このコラムに類似したコラム
ITを活用できない一番の理由 小笠原 宏之 - ITコンサルタント(2010/07/14 13:10)
自分で動く。 井上 敦雄 - ITコンサルタント(2013/05/31 08:17)
中小企業がクラウド活用で成功するポイント その7 清水 圭一 - IT経営コンサルタント(2011/11/06 00:00)
クラウド革命がもたらす未来の経済と社会の変化 その3 清水 圭一 - IT経営コンサルタント(2010/11/29 07:00)
顔が見えるホームページを作ろう!! 千葉 英男 - Webプロデューサー(2007/10/03 11:34)