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閲覧数順 2017年10月23日更新

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戦後において教育の目的は一貫して「学力」を伸ばすことに

ありました。 「学力」さえあれば、後の人生は何とかなる、という

教育観だったのです。

 

ところが近年、学力・知識偏重の教育が反省されて、「学力」

以外の能力、対人能力や問題解決能力などがいわゆる

「生きる力」としてクローズアップされています。

 

学力の高い人が対人能力や応用力も高い、という相関性は

ない、というのはもはや通説といってもいいでしょう。

企業側も、最近では学歴だけに頼った採用はせず、対人

能力や創造性の高い「自律型」の社員を求めるようになって

います。

 

   *****************

 

日本社会は、バブル崩壊後から徐々に変化を遂げて

います。この変化を「近代社会」から「ポスト近代社会」への

変化と捉えることができます。

 

「近代社会」とは大量生産中心の産業社会であり、価値観や

社会規範は安定しており、個人はこれに順応することが

求められました。しかし現代は価値観が多様化し、市場の

ニーズも変動的で細分化されてきました。個人はこの変化

に対応して創造性、柔軟性が求められたのです。

「学力」は「近代型」能力の典型であり、対人能力や問題解決

能力こそが「ポスト近代型」の能力だ、というわけです。

 

社会の将来が不確実で不安定なリスク社会となったため、

人生を予測することもより困難になりました。ひとびとは

自分のキャリアを固定的に捉えるのでなく、変化に適応

する必要が生じているのです。

 

「学力」が否定されているのではありません。「学力」以外の

対応力、適応力といった「ポスト近代型」の能力の比重が高まって

きた、というべきでしょう。

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