がんばれニッポン「iPhoneで儲けてるのは日本」

米ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）は16日、iPhoneによって、昨年度の 米国の対中国の貿易赤字が19億ドル（約1596．6億円）になったとする貿易統計は、ゆがんだ見方だと報じたのだそうです。

大ヒットのiPhone「儲かっているのは、実は日本」
…部品割合、日本が34％、ドイツ17％、韓国13％、米国6％、中国3．6％
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1217&f=business_1217_084.shtml

iPhoneは米国で設計され、大部分の部品がアジア各国やヨーロッパで生産し、中国で組み立てられています。

政府の貿易統計では、iPhoneはすべて中国で生産され、米国に輸出されたことになってますが、中国は実際には「部品を組み立て完成品を船積みする」だけにすぎないのです。

iPhone1台の輸出卸売価・178．96ドル（約1万5000円）に中国が占める部品の割合は全体の3．6％で、わずか6．50ドル。

日本が34％で、実はiPhone爆発人気の恩恵を受けているのは日本ということだそうです。
日本製携帯はガラパゴス文化と揶揄され韓国・サムスンの携帯の海外評価の高さを聞きますが、実際には日本のパーツ多いんだそうですね。
 
シャープと東芝がi-Phoneの液晶ライン作るそうですし。
http://www.excite.co.jp/News/apple_blog/20101217/Macotakara_10776.html

さてそのiPhone4の部品はどれだけのコストが生じているのでしょうか？

実際に分解調査したところがありそれによると部品コストは188ドル
 ITmedia News
その部品構成表は以下記事に掲載されています。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1006/29/news020.html

「iPhoneに敵わないのかよ、日本は」と思ってたものの、なんだ中身は日本製が多いのか。
「技術立国・日本」と言われることが多くありますが、先日の「がんばれ日本の製造業」http://profile.ne.jp/pf/j-fujiwara/c/c-49516/
にも書きましたように「日本製だからこそ」と、まだまだ頑張れるようです。

「日本のものづくり」を見直す良い機会になれば幸いです。