複眼力　～キャリアと心理の両方から～

2010-12-07 09:48

メディアの取材で「自分を一言でいうと?」と聴かれて戸惑ったことがある。

とっさに＜夢と希望の実現のお手伝いするプロ＞と答えてはみた。

確かに、間違いではないのだけれど、

もっと絞ってすっと明確に伝わるようなフレーズがないか

ずっと考えているのだけれど、思いつかない。

ぼくの場合は、キャリアカウンセリングと心理カウンセリングの知識や経験を

両方使いながらやっているので、焦点が定まりにくいのかな、と思う。

キャリアだけだと、心理の面でひっかかりを感じていらっしゃる場合、

サポートしにくい面もあって、職業紹介所のコンサルタントさんでも

すぐに「心理の専門家に行ってください」と言われ、

また心理の専門家のところに行くと「職業のことは分からない」と

また、宙ぶらりんになってしまいがち。

3000人以上の方々と面談して感じるのは、仕事探しで難しいのは、

不況のせいばかりではなく、その人のメンタル面での葛藤やエネルギーの低下。

そこを、心理の知識を生かしてお手伝いすると、新たな方向性へと踏み出されることが多い。

単眼ではなく、キャリアと心理の複眼をもつことでサポート力も増す。

何の専門家か焦点は　ぼけるかもしれないけれど、

複眼力を磨きたいと思っている。

カウンセリングHP「サ・ヴァ」http://cava-support.jp/

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