この研究ケースは、2004年にBastecki AV, Harrison DE, Haas JWによって「JMPT」*1に掲載されたものです。
その子供は、5歳の時に小児科医にADHD(注意欠陥多動性障害)と診断され、3年間メチルフェニデート(リタリン)、Adderall、およびハルドールを処方され治療を受けたがうまくいきませんでした。
そして、8週間の期間に合計35回のカイロプラクティックの施術を受けました。施術後は、頚椎後弯が12度から32度に改善されたのが測定できました。また、子供の顔面のチックと振舞いは大きく改善し、24回のカイロプラクティックの施術後には、小児科医により子供がもうADHDの兆候を示さなくなったことが確認されました。
親ごころとして、子供の薬物療法は出来ることならばやりたくないですよね。
次回、ADHDのカイロプラクティックの症例研究をもう少しご紹介しましょう。
お楽しみに。
山中英司
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*1J Manipulative Physiol Ther. 2004 Oct;27(8):e14.
このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
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