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閲覧数順 2024年04月25日更新

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賢い女性の妊娠出産

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知っておきたい基礎知識
妊娠を機に退職される方が多いのは非常にもったいない話です。
妊娠出産を考えると一番得する働き方は、社会保険に入り、産休、育児休暇でお子さんが1歳になったら仕事復帰することです。扶養に入るよりずっとお得です。

産休中は出産手当金が産前42日、産後56日給与の3分の2が健康保険より支給されます。
(産休中も健康保険料は負担します)

産休が終了すると育児休暇になります。雇用保険より育児休業給付金がお給料の3割でます。休暇が終了し復帰して6ヶ月たつと、今度は育児休業者職場復帰給付金としてお給料の2割がもらえます。(通常は1割ですが、H22までの期間限定です)子どもが1歳までは会社に行かないのに給料の半分がもらえるのですよ。

ただしこれにも要件があります。過去2年以内に雇用保険に1年以上入っていることが前提です。(休暇中は手続きをすると社会保険料は払わなくてすみます。払わないのに払っているものとみなして年金がもらえます)

産休前の給与が20万円の場合 育児休暇が10ヶ月とすると 
出産手当金 20万円÷30日×2/3×(42日+56日)≒44万円
育児休業給付金 20万円×0.3×10ヶ月=60万円
育児休業者職場復帰給付金 20万円×0.2×10ヶ月=40万円
すべてを合計すると
44万円+60万円+40万円=144万円!!
退職して出産するとこれはすべてもらえないことになりますね。

※2010年4月1日以降に育児休業を取る方は復帰給付金がなくなり、育児休業給付金が5割になります。

 

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