見えない裏側矯正のデメリット2 - 歯列矯正 - 専門家プロファイル

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見えない裏側矯正のデメリット2

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前回に続き裏側矯正のデメリットについてお話します。

・発音について

歯の裏側に装置を着けると一時的に発音がしにくくなります。
装着直後は仕事で電話を受ける時などは聞き取りにくいと言われてしまうことがあります。
これは自分自身に装置を着けた経験から装置が阻害して発音がしにくいというよりは舌が慣れてなくて装置を避けようと不自然な動きをして話しにくくなってしまうのです。

2週間くらい経つと装置があることに舌が慣れて、ほぼ自然な動きができるようになります。そうするとほとんど問題がなくなってきます。
また、我々のクリニックではできる限り小型の装置を使い、セットも上下分けて行うなどをして徐々に慣れていただくように取り組んでいます。


・食事について

上の前歯の裏側に装置をつけるので装置が当たって奥歯が咬めなくなってしまう方は食べにくくなります。この場合、奥歯に一時的に咬む面を作り食べれるようにします。歯が動いてくるにつれて段々と咬む面が増えてきて装着前のように咬めるようになってきます。
矯正治療中は特に食べてはいけないものなどはありませんがガムなどは装置にくっつきやすいので避けた方がよいです。

また、せんべいなどの固いものも装置が外れてしまう原因になるので小さくして食べるなどの工夫が必要です。


上記のように裏側矯正にもいくつかのデメリットがあります。正直に言って治療期間中まったく快適にすごせるわけではありません。患者さんの努力も必要で歯科医師と一緒に治してく心構えが特に大事です。

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医療法人社団渋谷矯正歯科 院長

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