
- 清水 圭一
- 日本クラウドコンピューティング株式会社
- 東京都
- IT経営コンサルタント
対象:ITコンサルティング
- 服部 哲也
- (SEO WEBコンサルタント)
- 竹波 哲司
- (Webプロデューサー)
皆さん、こんにちは。
日本クラウドコンピューティング株式会社の新井です。
今日は、すべてを記憶する外部の脳をクラウドで持つことが出来るEvernoteの活用法です。
Evernoteをご存じない方の為に、簡単に概要をお話します。Evernoteは、Web、ドキュメント、写真、音声、テキストメモなど、何でもインターネット上のサーバーに保存できるサービスの一つです。
DropBoxと少し似ていますが、DropBoxはパソコンのハードディスク代わりに使えるのに対して、Evernoteは、記憶しておきたいものだけを書き留めたり、スクラップしておくノートのようなものです。
このサービスは何が良いかというと、検索したときに、写真やファイル中身の文字を読み取って、検索結果として出してくれるのです。
例えば、名刺や打合せ時などのホワイトボードの板書なども、デジカメで撮影して、このEvernoteに放り込んでおけば、その後、関連のキーワードで検索すると、撮影した写真の中の文字を読み取って、検索結果として出してくれるのです。
また、アイデアが浮かんだときや、Webを見ていて、気になる記事やページを発見した時など、とりあえずEvernoteに入れておきます。
それ以外にも、クラウドの特徴を活かして、携帯からでも、iPhoneからでも、パソコンからでも同じデータにアクセスでき、データも同期が出来るので、情報の一元化が出来ます。
つまり、自分のもう一つの記憶を外部に持つことが出来るのです。
私のEvernoteの活用方法をご紹介します。
・頂いた名刺はスキャンしたりOCRで読み取らせると時間がかかるので、デジカメで撮影して、Evernoteに入れる
・打合せのホワイトボードもノートにメモを取らず、デジカメで撮影してEvernoteに入れる
・Gmailのフィルタリング機能を利用して、お客様から来たメールはすべてEvernoteにコピー自動転送し、万が一、Gmailが使えなくなった場合に備える
・他の人から頂いた資料で、将来、役立つ可能性があると思うものは、すべてEvernoteに入れる
・食べた物をすべてiPhoneのカメラで撮影し、レコーディングダイエットをしている。
・広い駐車場などに車を置いた場合、iPhoneのカメラから直接、Evernoteのアップロードできるアプリを利用して、位置を記録する。
・Webページのブックマークはリンク切れになる恐れがあるので、気になった記事は、プラウザからワンクリックでEvernoteに自動格納されるFirefoxのアドインを利用して、保存。
・移動中などにアイデアが浮かんだ場合、EvernoteのiPhoneアプリを利用して、音声録音すると、そのファイルはEvernoteに自動格納される
EvernoteのiPhoneアプリの良いところは、音声、写真が直接、Evernoteにアップロードできるところなのですが、そのファイルが作成された位置情報までを記録してくれるので、後でその写真が、どこで撮影されたものなのかが、かなり精度の高い地図で表示されるのが、すごく便利です。
そして、このEvernoteですが、最初は「めんどくさいな」と思うかも知れませんが、データが蓄積されればされるほど、威力を発揮します。
是非とも、皆さんも、すべてを記憶する外部の脳を手に入れてください。
このコラムに類似したコラム
クラウドコンピューティングは世界を変える 千葉 英男 - Webプロデューサー(2011/02/26 12:51)
中小企業でのデータ共有で、DropBoxを活用する その1 清水 圭一 - IT経営コンサルタント(2010/11/13 01:03)
電話をクラウドで進化させる 清水 圭一 - IT経営コンサルタント(2010/08/09 07:00)
中小企業こそ、メールをクラウドへ乗せて、情報の一元化! 清水 圭一 - IT経営コンサルタント(2010/08/02 07:00)
年末年始の危機管理 その2「業務利用のパソコン、タブレット、スマートフォンの紛失・盗難対策」 清水 圭一 - IT経営コンサルタント(2014/11/21 07:00)