- 土居 英夫
- ディー・アーキテクツ 建築家
- 京都府
- 建築家
対象:造園・ガーデニング
東山殿(銀閣寺)の十二楼の第一は東求堂ですが、第八の弄清亭泉殿は、逍遙院殿御記に御香之御座敷也とあり、香人の間では、この弄清亭泉殿が香座敷の本家とされています。また持論ですが、香座敷と池(水)とは深い関係にあり、香木の香を十分に楽しむためには、適度な湿度があった方が良いのではないかと考えます。いずれに致しましても、このような香を楽しむためだけにつくられた建築が存在するということは、日本文化、日本建築の誇りとするところではないでしょうか。
このコラムに類似したコラム
庭のデザイン 小木野 貴光 - 建築家(2014/08/20 19:00)
庭園と建築を繋げる/外腰掛 堀 紳一朗 - 一級建築士(2012/06/20 12:00)
庭園と建築 額縁効果 堀 紳一朗 - 一級建築士(2012/06/15 12:00)
庭園と建築 堀 紳一朗 - 一級建築士(2012/05/21 10:28)
邪馬台近畿説と日本の原住民 花 仁志 - ガーデンデザイナー(2012/04/01 18:48)