- 中田 隆勝
- アリスタ英会話 JAPEP留学センター 代表
- 福岡県
- 英語講師
対象:英語
30年ほど前にアメリカに留学をしたことがあります。
留学先の条件として 「日本人がいない大学へ」
昔も今も変わらない願望でしょう。
選んだのは南部の小さな町。
胸をはずませて飛びこんだドミトリー。
びっくり仰天。いるわ、いるわ、多くの日本人。多くの留学生の中でアラビックと日本人の2大派閥。オイルマネーと日本の経済力を本当にみせつけられました。
見渡せば、中国からはゼロ。香港と台湾から数人。韓国からは1名。当時はこれが世界の現実だったのでしょう。
先日、アメリカに留学している生徒が一時帰国でたずねてきました。聞いてみれば、日本人も多いけれど、それ以上に中国や韓国からの留学生が多くて「日本人なんて少数野党ですよ」と笑っていました。
そういえば、一昨年仕事でオーストラリアに行ったとき、ショッピングセンターでバイトをしているアジア人に片っ端に声をかけると、みんな中国と韓国からの留学生でした。
これが、今の世界の現実かもしれません。文科省によれば日本から海外へ留学した人数が10年連続減少とのこと。逆に中国は世界1位、韓国は3位です。
しかも韓国は英語村を作ったりして英語教育に国策として力を入れています。
造船も半導体もいまや韓国に完敗。海外からの留学帰国者が国を作っているのかも知れません。
今のままの英語教育では本当に日本は中国、韓国に追い越されるのではないかと危惧しているのは決して私だけではないと思います。
このコラムを読まれている皆さん、オール・アバウトの英語講師の方々のアドバイスを参考にして、もっと英語を勉強して「飛び出しましょう、世界に!」
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