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閲覧数順 2024年04月23日更新

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資格を取ったものの、なかなか仕事に就けないという相談がけっこうよくある。

多くの労力をさいて勉強したのに、応募しても、面接にも呼んでもらえない、という。

こういう場合、まず抑えておきたいのは、採用側と求職者側の「見え方」の違い。

求職者側は、自分は資格を取っているのだから、面接ぐらいは呼んでもらえるだろう、という強い期待感がある。

悪くて確率は50%。2回に一回ぐらいは、面接に呼んでもらえるだろう、という読みをされる。

一方、採用側は、その資格を保有している人を対象に求人募集しているので、応募書類が仮に30通来たとしたら、面接に呼ぶのが5人なら、

確率は6分の1。採用は一人だけなら、就職確率は30分の1になる。(最近は、職種によってはもっと競争率が高い場合もある)

では、求職者側はどうしたらいいのだろう?

まず、資格を持っていることだけを自分のアピールポイントにしても、それは結局アピールになっていないということに、気がつくこと。

そして、その応募する企業の求める要素と、自分の経験を振り返ってよく考えてみること。

その二つが重なる部分が見えてくれば、応募書類にそれを表現して見ること。

面接に呼ばれたなら、それを真摯に伝えてみて、それをもとに、対話が生まれるようになればよりいいかもしれない。

さらに大事なこと。結局、その事業所で自分が何を願って何をやろうとしているのか、それを伝えられるかどうか・・・。

ある場所で面接トレーニングを受けられたのだが、なかなか受からないので、ぼくのところに相談にいらっしゃった方がいた。

志望動機や、短所長所、退職の理由、など、さすが勉強されただけあって、

スラスラおっしゃったのだが、結局「ぜひ、その会社へ行きたい!」という熱意の表現ができていなかった。

それを指摘すると、「それを表現するスキルを教えてください」とおっしゃった。

しかし、スキル以前の問題。「どうしても、そこで働きたい」という熱意があるかどうか、

そのへんからお聞きするところに話し合いは戻った。

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