海外では必ずラバーダムを装着しています - 虫歯治療 - 専門家プロファイル

神谷 忍
神谷デンタルオフィス 藤沢インプラントセンター 理事長・歯科医師
神奈川県
歯科医師

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対象:一般歯科・歯の治療

赤岩 経大
(歯科医師)
赤岩 経大
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閲覧数順 2024年04月17日更新

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海外では必ずラバーダムを装着しています

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  1. 心と体・医療健康
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根管治療でお困りのかたへ
根管治療にラバーダム  まず日本でも歯科大で徹底的に指導されます

海外では当たり前  ラバーダムのかからない歯は抜歯の適応ですと言われた事もありました。

現在は、接着性レジンにて隔壁を簡単につくれますので、ほとんどの歯にラバーダムは、

数分以内に装着可能です。「ラバーダム防湿」 前歯6本を防湿するのもさほど、手間取りません。

ではなぜ、日本では100軒に1軒なのでしょう。

答えは簡単です。日本の保険制度では根管治療の経済的評価が低すぎて、時間も手間も機材も

かけられないのが現状だからです。

歯科にこれ以上の予算が計上されないからには、良質な根管治療を行うには、歯科医師側の

自助努力と患者様サイドの経済的なご負担の間の すりあわせ ネゴシエーションが必要です。

すなわち、根管治療を自費診療にさせていただけないかぎり、日本の根管治療のレベルは、

落ちる一方でしょう。なぜなら ここ1−2年で海外における器具機材の進歩はめざましく、

『マイクロスコープ 歯科用コンビームCT ニッケルチタンファイル MTAセメント 各種根充法

洗浄法 薬剤 外科的内療法 エンドマイクロサージャリー レジン系シーラー  などなど」

ほとんどすべてが日本の保険でカバーされません。

元来 日本人は手先が器用で勤勉で この部分において外国人におとることは絶対ないと確信しています

しかしコンセプトとマネージメント 先を読み抜く豊かな発想にかけるのです

ここにきて歯科の保険診療のありかたにおおきな パラダイムシフトがおとずれてきているのを

痛感せざるをえません