かいじゅうたちのいるところ、現代童話事情 #2 - クリエイティブ制作全般 - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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対象:クリエイティブ制作

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かいじゅうたちのいるところ、現代童話事情 #2

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これも今のウェブ時代なのですね。

エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。

今話題の映画「かいじゅうたちのいるところ」現代童話事情、第二段です。

いつも映画を見たら、ステキなシーン、を1つでもよいので探すのが私の映画の見方です。
前回のおさらい、

この映画の特徴



1 怪獣たちの切ない表情がステキ!
2 赤頭巾ちゃんのようなストーリーがステキ!
3 センス・オブ・ワンダーな風景がステキ!


その2 赤頭巾ちゃんのようなストーリーがステキ!



初めてマックスが、かいじゅう島にやってくるシーンは印象的です。

キャンプファイアーのように、火の回りで、遊んで?いる怪獣たちの中に入ってゆきますが、
そこで、彼は、「東の国の王様だ!」と自分を紹介します。

一瞬、ふしぎな表情を浮かべるかいじゅうたち、
しかし、その後、かいじゅうたちは、彼を仲間として受け入れるのです、
そのシーンがとても印象的です、着ぐるみのかいじゅうたちが、まるで本物の怪獣のこどものように、
彼を仲間として受け入れるのです、しかしながらそれは、彼ら、かいじゅうたちの

「おもちゃ」として


遊び道具のアイテムとして、マックスくんを受け入れるのです、

なぜって、それは、赤頭巾ちゃんとオオカミのような、複雑な関係があるからなのです〜〜!!
うーん、なかなかシュールです。
楽しそうに遊んでいるその世界の向こうで、ちょっとダークで少し怖い世界が口を開けているようにも思えるのです。

極上の大人の映画ですが、
やはり、子どもたちや若いカップルさんたちにもぜひ見てほしい作品だと思います。

やはり、SF映画やファンタジー映画は、その世界観、背景の絵がとても重要です。
「かいじゅうたちのいるところ」では、かいじゅう島が重要な世界です、

SF映画、ファンタジー映画好きな一人として、センス・オブ・ワンダーな絵
が大変重要です。
中には、映画の内容なんかすっかり忘れているのに、

その映画の1シーンだけ、その世界の空気感だけ


いつまでも残っている映画というのがあるのです。

次回はその3、センス・オブ・ワンダーな風景がステキ!です。

つづく、

オールアバウト/専門プロファイル、山藤

ツイッター:山藤代表のつぶやきです、@sandytokyo