なんであのときあんなにジタバタしたんだろう?
という経験は誰にでもありますね。
自分の視野や考えの箱から抜け出せずに、
その狭いところでひとりで悶々と
してしまうのでしょうか。
ひとつは、渦中にいるときは、箱の中ばかり見て、
周りや物事がよく見えないから。
箱の中だと、相対的に小さいことが
大きく見えますよね。
でも、時間が経てば、自分が成長して見方が
変化することも。落ち着いて考えれば、
見方もまた変わります。
小さいことに右往左往しないためには
いったい何をどうすれば、どう考えたらいいでしょう。
一番は、根気。とくに、自分に対しての根気。
右往左往している自分にイライラしないだけの
根気を持つこと。
これ、渦中にいるときは大変なチャレンジかも
しれません。結果がすぐ欲しいときも、根気を
持つのは大変。
でも、自分の精神衛生上、自分への根気
(patience to yourself)がどうしても
必要になってくると私はいつも思います。
とくに、物事が思うように動かないとき。答えが
なかなかでないとき。自分にイライラするとき。
根気、根気、、、と意識して繰り返して思い出してください。
ここで、無理に根気で押さえ込もうとすると
逆効果もあるので気をつけて。
練習としては、紙に今持っている感情を
書き出してみるのもいいですよ。
たとえば自分が今なぜイライラしているのか、
どんな感情があるのか。どんな目的を持って
その感情を持ち続けるのか、など。
感情は考えているだけだと見えにくいけれど
文字にしてみると整理しやすくなります。
必要であれば、壊してもいいものを壊しても
いいかも。紙なら破いても害になりません(笑)。
それから、自分を責めすぎないこと。
自分を必要以上に責めても、あまりプラスの効果は
得られず、逆にマイナスの効果のほうが大きい。
マイナスの効果を生んでいることを無意識に
選んでいるとしたら、自虐行為。もしかしたら
自分バッシングをすることで満足したりしていないか、
チェックもしたいものです。
何かあれば、一時的には右往左往することもある。
自分だけじゃくて、みんな一緒です。
自分だけ特別にダメだとかデキナイんじゃなくて、
どの人もそれぞれの課題や悩みを持って、
自分なりに解決しようとしている、と思ってみてはどうでしょう。
だから、私も私なりに答えを出せばいいんだと思って
肩の力を抜いて。いずれは物事は回っていくものです。
それを信じるためにも自分への根気を持って、
自分を責めすぎないようにしてくださいね。
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このコラムの執筆専門家
- 小倉 美紀
- (パーソナルコーチ)
- エナジー・コーチ エナジー・コーチ
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