- 本間 卓哉
- 企画マーケティング部 リーダー
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
リッチスニペットを活用してSEO対策
2009年11月20日にGoogle公式ブログ(日本)で、
リッチスニペットという新機能が提供されました。
リッチスニペットとはGoogleの検索結果ページに、
商品のユーザーの総合評価や、レビュー件数、価格帯などの、
ユーザーに役立つ情報がタイトル直下に掲載されるようになりました。
リッチスニペットを利用するには、
指定のフォーマットでデータを提供する必要があります。
検索結果に掲載されることで注目され訪問されやすくなるため、
ネットショップを運営されている方はぜひ利用したい機能ですね。
今回はコラムではリッチスニペットを利用するための方法を
ご紹介させていただきます!
なお、リリースの詳細を確認したい方はGoogle公式ブログ(日本)より
ご確認ください。
・リッチ スニペットの導入について
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2009/11/blog-post_19.html
■リッチスニペットの表示させる方法
Google検索エンジンにリッチスニペットを表示させるには、
指定されたマークアップをすることが重要ですが、
必ず掲載されるわけではありませんのでご注意ください。
------------------------------------------
◆ ブロック
------------------------------------------
まず、製品のレビューを表示させるには、
レビューのHTMLブロックを「item」で囲む必要があります。
参考例:
・
・
・
/span
span class="item"
使用例:
span class="fn"
iPhone/span
span class="rating"
4.20/span
span class="pricerange"
¥38,000〜¥49.900/span
/span
span class="fn"
■製品名
製品名には「fn」プロパティを使用します。
製品名に対してマークアップしてください。
参考例:
製品名/span
span class="fn"
使用例:
iPhone/span
span class="rating"
■ユーザーの総合評価
ユーザーの総合評価には「rating」プロパティを使用します。
5段階評価での平均評価値を記載してください。
Google検索結果に星画像(★★★★☆)が表示されます。
参考例:
ユーザーの総合評価/span
span class="rating"
使用例:
4.20/span
span class="count"
■レビュー数
レビュー数には「count」プロパティを使用します。
レビュー数の整数にマークアップしてください。
Google検索結果にレビュー数が表示されます。
参考例:
レビュー数/span
span class="count"
使用例:
28/span
span class="pricerange"
■価格帯
価格帯には「pricerange」プロパティを使用します。
商品の価格帯にマークアップしてください。
Google検索結果に価格帯が表示されます。
参考例:
価格帯/span
span class="pricerange"
使用例:
¥38,000〜¥49.900/span>
正しくマークアップされているかについては、
Rich Snippets Testing Tool(英語)で確認いただけます。
・Rich Snippets Testing Tool
http://www.google.com/webmasters/tools/richsnippets
上記のマークアップを正しくおこなっていただければ、
Googleの専用フォームに必要事項を記入し申請してください。
・リッチ スニペットの申請フォーム
http://www.google.com/support/webmasters/bin/request.py?contact_type=rich_snippets_feedback&hlrm=ja
まとめ
リッチスニペットは正しくマークアップするだけでは、
必ず掲載が保証されるものではありませんが、
掲載されることで検索結果では注目されやすく訪問されやすくなります。
製品レビューを提供しているサイト、ネットショップは、
リッチスニペットの利用のを検討してはいかがでしょうか。
※マークアップとは?
必要な箇所に必要なタグを記述していくこと