「共感」することで認知症の不安を軽減 - マッサージ・手技療法全般 - 専門家プロファイル

吉川 祐介
Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア 院長
カイロプラクター

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対象:マッサージ・手技療法

檜垣 暁子
(カイロプラクティック理学士)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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「共感」することで認知症の不安を軽減

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健康雑学
認知症の高齢者とどう接してよいかと、ご家族の方たちは悩むことが多いと思います。共感によって、話し相手の不安を軽くする「バリデーション」と呼ばれるコミュニケーション方法があります。

バリデーションは1980年ごろまでに、米国の介護現場から生み出された手法ということです。筋の通らない会話にも、言葉の裏に隠された欲求や感情をつかもうと試みることで、相手との共感を作っていきます。


バリデーションのテクニックの一部が紹介されていますので、ご参考までに。私たち治療家にとっても、患者さんとの信頼関係を気づくのには、患者さんの持たれる悩みや訴えに共感できるかどうかという点が大きいと思います。

・共感を持って、相手の言うことを繰り返す。
・感情の発散を手助けするため、「最もつらいことは?」などと極端な表現を使う。
・相手と同じ目の高さで、目を見つめる。
・はっきりした、低い、優しい声で話すと、相手は安心する。
・相手の感情の動きを感じ取り、声の調子や感情を相手の感情に合わせる。

◆詳細は公認日本バリデーション協会((電)022・343・0117)のホームページ(http://www.clc-japan.com/validation/)参照。