
- 林 俊二
- ネットライフパートナー株式会社 なにしろパソコン編集長
- 東京都
- ITコンサルタント
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
Twitter の何が面白いのか?(2)
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Twitter(ついったー)の初歩的な紹介を含め『始め方』については
「パソコントラブルQ&A」に書いたので、そちらもご覧ください。
Twitter を始めよう(1) まずはフォローから
Twitter を始めよう(2) 返事と Retweet
一方、こちらのコラムでは前回「クライアントソフト」と呼ばれる
Twitter を効率よく利用できる専用ソフトウエアを使いこなすことで
面白さが見えてくる、とお話しました。
その専用ソフトとしてTweetDeckを紹介しましたが
インストールするツールは敷居が高いのも確かなので、現在、以下の
ようなウェブベースのクライアントツールも試しています。
9wash - twitter client http://tw.9wash.com/
「RT」で元の「つぶやき」を連動させる番号を入力したり、位置表示で
地図の座標だけからGoogleマップが開けるなど、今後、デフォルト機能
として採用して欲しいアイデアを実践していて感心します。
Seesmic - Build Your Community http://seesmic.com/
ウェブだけで、ここまでのコラムの表現を実現できるのはなかなかです。
インストールなしで TweetDeck の一覧性に負けておらず、日本語にも
対応を始めたので今後に注目です。
HootSuite - The Professional Twitter Client http://hootsuite.com/
「Group」機能が強力。フォローしなくても、さらにはブロックされて
しまった相手も表示させることができてしまいます。自前の 短縮URL
サービスとも連動できるので総合力はかなりあると感じました。
使ってみると、どちらも一長一短あり、最終的に生き残るサービスかは
今の段階では判断できませんが、それでも着実に進化しており、将来は
ウェブベースでも十分使えるクライアントツールが登場するすることを
予感させてくれます。これは Twitter に限らず、の意味でです。
Twitter の面白さは「クライアントソフト」だけでなく、いろんな関連
ツールが続々と登場している、ということです。特に「OAuth認証」の
活用では先ほど紹介したウェブベースのツールなどはその代表でしょう。
※「ついったー名刺ジェネレータ」などの Twitter の登録情報を
そのまま生かしたツールもアイデア次第でできるということです。
ほかにも Twitter に関連したツールで私が良く使うのは以下の2つです。
busstter(ばずったー) http://buzztter.com/ja
現在、Twitter で何のキーワードが一番つぶやかれているか人気の話題
を確認したり、気になるキーワードを含むつぶやきを検索できます。
Twilog(ついろぐ) http://twilog.org/
Twitterのつぶやきを「ブログ形式」で保存。過去のつぶやきを探したり、
特定の相手とのやり取りを抽出したりできます。
特に Twilog(ついろぐ)は愛用しており、自分がつぶやきの中で言及
した相手のクライアント名が「つぶやき数」の多い順に表示されており、
そこからその相手の Twilog をたどることもできます。
※Twilog には過去のログを取り出す機能もあるため、自分のブログに
過去のつぶやきを保存し、公開、再利用することも可能です。
なにしろパソコン編集長 (724685) on Twitter
http://twitter.com/724685
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なにしろパソコン編集長(@724685) - Twilog
http://twilog.org/724685
▼
なにしろパソコン編集長の「今日のつぶやき」
http://blog.goo.ne.jp/724685/
他の人にとっては「つぶやき」をまとめて表示されていても、それほど
役に立ちませんが、自分自身のつぶやきは、結構、時系列で覚えている
もので、アイデア帳や備忘録として非常に役に立ちます。
※何年も続ければ、あの頃はあんなこともあったよね、というまさに
「日記」のように自分にとって価値が出てくることもあるでしょう。
このように「つぶやく」以外でも Twitter は使い方、使う人の発想の
柔軟さで非常に可能性を持ったツールになります。それにはまず自分で
試行錯誤しながら、関連サービスも含め使ってみるに限ります。
その上で結局、「飽きてしまった」ということがあったとしても、現在、
注目されている ソーシャル・ネットワーク・サービス に実際に触れて、
感じることは決してマイナスになることはないでしょう。
ウェブ制作、ビジネス活用にこだわらず、大きな可能性を持った新しい
サービスに、ぜひチャレンジしていきたいところです。
パソコン生活応援アドバイザー 林 俊二(キューアンドエー株式会社)
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