- 松山 淳
- アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
「不合理な信念」をチェックする
私もそうなのですが「〜をやってみよう」と思った、
その後に、すぐ 「でも・・・」
と、「できない理由」を考えてしまう癖があります。
他人から、
「〜したらいいんじゃない」と良いアドバイスをもらっても
「でも・・・」
と、「やらない理由」を先に考えてしまうのです。
これではいつまでたっても行動することができず、
自分の古い殻を割ることもできません。
また、古い殻を割る手伝いをしてくれる人も
遠ざかっていってしまいます。
行動力が鈍るので成果が出ず
「モチベーション」は高まるどころか下がるばかりです
その結果、「アンハッピーサイクル」にぐるぐると巻き込まれ
堂々巡りを繰り返し、いつも疲れているような状態に。
これは、ちょっとまずい!
私たちは、様々な自分自身に対する
「思い込みで」生きている面がありますね。
「私とはこういった自分である」
自分で勝手にきめた「セルフ・イメージ」に苦しむことがあります。
心理療法のひとつである「論理療法」の開祖アルバート・エリスは
★「イラショナル・ビリーフ(不合理な信念)」
こそが、私たちの現実認識に強い影響を与えてると言いました。
この「不合理な信念」にとりつかれて、
私たちは動けなくなることがあります。
■「〜でなければならない」
■「〜すべきだ」
■「〜があたりまえだ」
■「〜な自分で当然だ」
でも、周囲の人からみると、
「なんでそんなことにこだわっているの?」
と、首を傾げたくなることがあります。
つまり「信念」という言葉が使われている通り、
これまでの人生経験から
「自分はそうかも」という軽いレベルが、
「自分はいつでもそうで、そうなっておかしくない」
という「固い歪んだ信念」にまで大きく育ち
心と頭が支配され、やがて行動パターンや思考パターンまでが、
「歪んだ信念」に影響されてしまい
「アンハッピーサイクル」からの脱出を難しくしているのですね。
自分自身の何が「歪んだ信念」になっているかは、
実は、なかなか自分自身ではわからないので、やっかいです。
他人と話しながら客観的に評価してもらうのが一番ですが
まずは「でも・・・」の口癖をやめてみる。
できない理由をならべたてるより、
「どうすればできるか」を考えることが、
あなたの夢をぐっとひきつけてくれます!
そのことを通して、
私たちはモチベーションが落ちていくことを
うまく回避できるのですね!
by エグゼクグィブ・カウンセラー/コンサルンタト 松山淳