生命保険 見直し 予定利率
契約者が支払う生命保険料は、事務経費が差し引かれたのち、死亡保険金・満期保険金・年金などの支払いに充てるため、「責任保険金」として積み立てられます。
責任準備金の運用利回りが「予定利率」であり、予定利率が高いほど、保険料は安いものとなります。
バブル崩壊後、生命保険会社は、実際の運用利回りが予定利率を大きく下回る逆ざやという問題を抱えてました。
これが原因で保険会社が数社破綻したわけです。
見かねた国の方針は「苦しかったらいつでも下げたいって国に言ってね」というものでした。
とはいえ下げれば当然「ここの保険会社は危ないんだな」って思われるのがオチです。
下げられるはずもないわけです。
そうすると手段はやはり契約の転換(いったん解約させて再度契約をし直す)です。
1985年〜1990年あたりの終身保険などは契約者にしてみれば約6%前後の超お宝契約です。
こんな契約を今でも持っている人は終身保険を解約するなんてことは考えない方がいいですね。
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ファイナンシャルプランナー 森 和彦