- 西田 奈穂子
- キャリアカウンセリング・コンフィアンサ 代表
- 大阪府
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
産休に入る前、強く感じていたことです。
自分が休んでいる間に、自分が淘汰されるのではないかという不安。
戻ってきたときに、感覚が鈍っていないかという不安。
休んでいる間は、お金も業績もたまらないという不安。
休んでいる間に、関わっている社会が大きく変化するのではないかという不安。
様々な不安が、目の前に立ちはだかります。
しかし、ふと考えてみたんです。
なぜ、そんなことを思うのか?と。
するとひとつのことに気付いたんです。
一時的に意識が自分に向きすぎていたからだと。
何のために誰のために自分の「仕事」をし社会と関わっていくのか、意識の向けどころを変えて本質を見極めることでわかることがたくさんあったのです。
「仕事の中断=キャリアの中断」ではありません。
キャリアは中断しないのです。キャリアは人生。一生続くものなんです。
仕事の中断は、キャリアの中のひとつのイベント・転機にすぎません。
そこをどう捉え、どうキャリアに織り交ぜて行くのかを考えることに焦点を当てる必要があるのではないかと思うのです。
仕事を中断している時も、社会と何らかの接点を持って情報を得ておくことは「復帰後のキャリア」には必要だと思います。産休などでお休み中の研究員の方も、それで新たなポジションを見つけられた事例もあります。
ぜひとも、無理のない範囲で「仕事の中断中」もアンテナを張っていてほしい、そう思います。
キャリアカウンセリング・コンフィアンサ
西田奈穂子