- 渡邊 英利
- FPワタナベ ライフデザインオフィス
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- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
ライフプランを立てましょう#1
こんにちは。
FPワタナベ ライフデザインオフィスにようこそ。
ファイナンシャルプランナーの渡邊英利です。
ファイナンシャルプランナーに相談をされると、ほとんどの方が
「ライフプランを立てましょう」と言われると思います。
そして、将来の収入・支出・貯蓄残高を時系列で表した
「キャッシュフロー表」を作成することになります。
(ちなみにFPのほんとうの仕事は、その先なんです。
プランを作るだけではまさに「絵に描いた餅」。
それについては、また別のコラムにて詳しくお伝えします。)
なぜ、ライフプランを立てるのか?
なぜ、ライフプランやキャッシュフロー表を作るのでしょう?
そこで、早めに知っておかないと手遅れになる、あなたの将来の
お金に関する大切なお話をしましょう。
あなたは、現在のフルタイムの仕事を辞めた後には、
おそらく『貯蓄を取り崩す生活』に入りますよね?
例えば、60歳で定年退職したサラリーマンが、夫婦2人でゆとり
ある生活をするために年460万円のお金を使う必要があるとします。
(月々38万3千円の支出です。好きな日帰り旅行などに行かれると、
意外とそれくらいかかってしまいそうですね)
一方、65歳から夫婦合計で年270万円の公的年金をもらうとします。
(支出460万円・年金270万円、いずれも標準的なケース)
そして、夫婦ともに85歳まで生きるとしましょう。
・・・ざっくりと計算すると、
(1) 60歳〜64歳で取り崩す貯蓄
460万円×5年間=2,300万円
(2) 65歳〜85歳で取り崩す貯蓄
(460万−270万)×20年間=3,800万円
● 取り崩し額合計(1)+(2)=6,100万円!
となってしまうのが、現実です。
60歳から85歳の間に、6,100万円を稼げるのであれば、
あるいは苦労しなくても6,100万円の収入の見込みがあれば、
「宵越しのカネを持たない」(=わずかな貯蓄)で60歳を迎えて
しまっても構いませんが、それが可能な方はごく一部かもしれません。
「老後はお金のために必死に働いたりせずに好きなことをして、
ゆったりと自分らしく暮らしたい」と思われる方は、今のうちから
中・長期のプランを立てて資産形成・資産運用を進めていった方が
安心です。
その資金を準備するためには、
1. 目標をしっかり立てて
2. 資金の出入りをしっかり把握して
3. 20年、30年といった長期にわたる資産形成を
コツコツとやっていく必要があります。
長いことコツコツやっていても、「本当に実現できるのか?」と
不安になることもあると思います。
ライフプランやキャッシュフロー表は、それを検証し必要に応じて
修正していくための道しるべとなります。
暮らしとお金にまつわる不安やお悩みは、お気軽にFPにご相談ください
FPワタナベ ライフデザインオフィス
電話03-3870-8487
ファイナンシャルプランナー 渡邊英利
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