システム検収の問題点 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

坂田 岳史
有限会社ダイコンサルティング 代表取締役 IT経営コンサルタント
ITコンサルタント

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閲覧数順 2025年03月17日更新

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システム検収の問題点

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ITコンサル日記
こんにちは、IT経営コンサルタントの坂田です。
今日は、システム検収の問題点についてお話します。
尚、このコラムは、私が発行しているメルマガ「さかやんのコンサル日記」から抜粋してお送りしています。
http://archive.mag2.com/0000116110/index.html
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先日知り合いのコンサルの方から、相談がありました。その方の知り合いの会社で、システム開発を行っているのですが、システム完成後の検収が中々うまく行っていない。
ちょっとやり方を指導してくれないかということです。

早速、その会社に行って事情を聞いて見ると、システム自体は販売管理システムと在庫管理システムです。受注情報登録から発注・仕入処理をして請求、支払を行なう。その過程で、在庫数の処理があります。

それほど特殊なことはしていない通常の販売管理システムです。そこで、何がうまく行っていないかを調べてみると、検収体制が整ってないです。
例えば、受注から請求までは担当者もおり、システムを使ってどのように業務を進めるかが明確なのですが、発注や仕入在庫管理は担当者がまだ決まっていない。どうしてですか?と聞くと、今まで発注・仕入・在庫管理はやっていなかった。

というより、担当者が個々にやっていたので会社として決まった業務ルールがない。そのため、システムを使ってどのように処理をすればいいか分からないというのです。
(よくそれでシステム開発できたな・・・さかやんの独り言)

ま、ここまで作ってしまったものはしかたがないので、なんとか検収を行えるよう、担当者の方を選定して使い方もマスタしてもらい何とか一通りの検収を行うことができました。

今回は、簡単にいうとシステムは完成したが、それを利用するための受け皿ができていなかったということです。社長さんに、どうして受け皿をちゃんと作っておかなかったのですかと聞くと、開発の進め方がよく分からなかったので、とりあえずITベンダーの言うとおりやった、ということです。

今からでも遅くないので、まずは業務ルールをしっかり作り担当もきめて、システムを運用できる体制づくりをさかやんが指導することになりました。しかし、かなり早急にやらないといけないので、
ちょっと大変(^^;

今日の一言
「システム運用の受け皿を作れ」

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有限会社ダイコンサルティング
中小企業診断士
ITコーディネータ・ITCインストラクタ
坂田岳史(近畿経済産業局認定 ベストITサポータ)
sakayan@daiconn.co.jp
http://www.daiconn.co.jp
TEL:075-222-6951 FAX:075-222-6965
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私の理念
「一期一会」その瞬間を大切にします。

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