
- 坂田 岳史
- 有限会社ダイコンサルティング 代表取締役 IT経営コンサルタント
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
- 服部 哲也
- (SEO WEBコンサルタント)
- 竹波 哲司
- (Webプロデューサー)
尚、このコラムは、私が発行しているメルマガ「さかやんのコンサル日記」から抜粋してお送りしています。
http://archive.mag2.com/0000116110/index.html
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みなさん、CIOという言葉ご存知ですか?
IT用語辞典(http://e-words.jp/)で調べると次のように書かれています。
CIO(Chief Information Officer:情報戦略統括役員)
企業内の情報システムや情報の流通を統括する担当役員。
最高情報責任者や情報統括役員などと訳される、企業の情報戦略のトップである。
元は米国の企業で用いられていた呼び名だが、情報戦略に注目が集まるにつれて日本でも採用する企業が増えつつある。
情報システムの構築や運営に関する技術的な能力だけでなく、そうして得られた情報を基にCEO(最高経営責任者)ら経営陣に対して適切な報告・助言を行なうことも求められ、経営戦略に関する深い理解と能力も必要とされている。
簡単に言うと「ITを使って儲かける仕組み作りができる人」ということです。
言葉で表現するのは簡単ですが、情報技術が進展した昨今ITを使いこなして自社の経営を改革するのは、そう簡単ではありません。
まして、中小企業にはCIO的な人材が多くいないでしょう。
ITコーディネータは、このような背景から中小企業のCIOを補佐或いはCIO的な存在になることを期待されています。
前者(CIO補佐)の場合、中小企業にCIO候補がいればその方を指導してけばある程度効果がでるでしょう。これは私も実証済みです。しかし、多くの中小企業ではCIO候補さえいないケースが多くあります。
この場合、社長さんにIT関連の助言や指導をしても、なかなかITを武器に経営改革できなケースが多くあります。
では、どうすればいいでしょうか?
やはり究極は、その会社の中に入り経営や業務を経験し、そして効果のあるITを考え実行することです。
実は、現在ある企業がITを含めて新分野に進出しようとしています。その企業にはCIO候補はいません。そのような場合、ITコーディネターが外部専門家として助言・指導しても、なかなか成果がでないでしょう。
そこで、私はその企業に入ってITを推進することにしました(社員になった訳でなく、週に2回くらい訪問してべったりとIT推進の活動を自ら行うのです)。
自分自身がCIOになる。そして、成果を上げることで経営者の方に本当のIT活用を知って頂く。これが、中小企業のIT化支援の究極の姿かな?と思います。CIOは生半可ではできないのです。
今日の一言
「中途半端な支援では成功しない」
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有限会社ダイコンサルティング
中小企業診断士
ITコーディネータ・ITCインストラクタ
坂田岳史(近畿経済産業局認定 ベストITサポータ)
sakayan@daiconn.co.jp
http://www.daiconn.co.jp
TEL:075-222-6951 FAX:075-222-6965
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私の理念
「一期一会」その瞬間を大切にします。