- 辻畑 憲男
- 株式会社FPソリューション
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
-
03-3523-2855
対象:家計・ライフプラン
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
老後が心配と相談に来る方が多いのですが、老後どのような生活がしたいのかをあまり考えていない方が多いです。仕事を辞めた後、何をして暮らしたいですか。その暮らし方により老後の必要な資金が変わってきます。日々の生活が忙しくそんなこと考えている暇がないかもしれませんが、一度考えてみてください。この目標がないと老後が心配といわれても対策がたてられません。また、一生に一度の人生です。楽しく豊かに生活するために退職後、または子育てが終わった後の自分の人生を考えてみてください。昔からやりたいと思っているけどなかなか時間がなくてできていないことはありませんか。なかには時間とお金があればやりたいことだらけで何からやったらいいのか悩んでいる方もいるかもしれません。老後の理想の生活が思い浮かべられたら、次に資金計画です。理想の生活をするには毎年いくら必要ですか。考えてみましょう。今の生活費からどのくらいになるかを想定しましょう。次に収入には何がありますか。退職金、年金、預貯金などが考えられます。退職金は会社員の方は従業員規定を確認して想定してみましょう。年金については年金定期便に書いている将来の年金予想額や日本年金機構のホームページ(※1)でシミュレーションをしてみてください。何歳まで生きたいかを想定して総支出から総収入を引いて足らない額を貯蓄しないとなりません。そこで、現状のままで預貯金はいくらぐらい貯められるでしょうか。今、毎年いくら貯蓄ができていますか。毎年100万円貯めている方は利息をゼロとしても10年で1000万円、20年で2000万円貯められます。それで目標額を貯められる方は何も対策は必要ないです。そうでない方は、退職するまで、あとどのくらいありますか。10年ですか。20年ですか。老後までの時間が短くなればなるほど貯蓄においては不利になってきます。何か対策が必要です。対策としては下記の対策になってきます。
① 運用する
目標額を貯めるには何%の利回りで運用すれば達成できるのかを考え、運用手段の検討です。
② リバースモーゲージ(※2)の活用
戸建を所有している方は自宅を担保に老後の資金準備が可能です(場所により準備資金額が違ってきます)。
③ 働き続ける
働き続けられるにはどうしたらいいのかを考えましょう。体調管理も重要になってきます。
④ 支出を抑える
家計の現状を把握し、抑えることができる支出があるかの検討です。
(※1)日本年金機構HP https://www.nenkin.go.jp/
(※2)リバースモーゲージとは、自宅を担保に金融機関などから融資を受け、死亡後は自宅を売却して返済する制度です。
このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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