〜甘いものとむし歯の関係〜 - 虫歯治療 - 専門家プロファイル

増岡 健司
医療法人社団 MEDIQOL 理事長 歯科医師
東京都
歯科医師

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対象:一般歯科・歯の治療

赤岩 経大
(歯科医師)
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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〜甘いものとむし歯の関係〜

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  1. 心と体・医療健康
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歯科の蘊蓄
 多くの人が一度はむし歯になった経験があると思いますが、むし歯がある人=甘いものばかり食べているというわけではないことも多いはず。問題は甘いものの量ではなく、食べ方にあるのです。そのキケンな食べ方や、生活習慣はどのようなものでしょうか?



1、だらだら食べている
 
 常にアメやお菓子、ジュースなど、何か口に入っている状態は、虫歯菌に「ずっとはたらいてていいよ」と言っているようなもの。


→まずは量より回数を減らそう!
 
 時間を決め、食べる時は一気に食べよう!




2、甘い飲み物が好き
 
 ジュースに限らず、コーヒーや紅茶に砂糖を入れて何杯も飲んでいると、甘いものを食べていることと同じ。


→飲みものは、お茶や水などの方が歯が汚れにくい。お茶にはタンニン、フッ素など、虫歯になりにくくしてくれる成分が入っている。



3、歯にくっつきやすいものが好き

 キャラメルやスナック菓子、ケーキなど加工されているものほど歯にくっつきやすく汚れがとれにくい


→りんごやさつまいものように天然の甘さがあるものを間食として食べると、歯も
汚れにくく食物繊維も多くとれる。





以上にあげた傾向は、太りやすい間食の仕方にもそっくりあてはまると思いませんか?
歯だけのために甘いものを我慢してストレスを増やすより、体にもいい食べ方をすれば自然とダイエットにもなるし、むし歯菌も活動しづらくなるんです。


最近はキシリトールのように甘くてもむし歯になりづらいお菓子もたくさん売っているので甘いもの
を我慢するのではなく、上手に取り入れてみてください。