まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
人中短縮術(リップリフト)は、何よりも傷が問題になる手術だと思います。私は、出来得る限り丁寧に縫合するように心がけているのですが、時として『納得できない』状況になってしまうリスクをはらんでいるとも思っています。
このような状況ですので、患者さんには、手術を強く勧めませんし、時としてお断りすることもあります。『専門の医師が最高の技術で手術しますので、安心です』といったPR文句とは、全く反対方向を向いているという私のスタンスをご理解いただきたいと思います。
美容外科話No.369唇の形、変わりますか?人中短縮術(にんちゅうたんしゅくじゅつ、リップリフト、上口唇短縮術)の変化と経過
さて今回は、この手術で、術後一時的に傷の状態が悪化し、また落ち着くという事をご説明したいと思います。術後5日目抜糸時の状態と術後1か月の状態を比較していただきたいと思います。
抜糸時 術後1か月
いかがでしょうか?抜糸直後よりも術後1か月の方が、傷が盛り上がった感じになり、目立つ印象を持たれるのではないでしょうか?
これは、傷というのものは、一時的に赤みや盛り上がりが、『悪化』したようになり、その後落ち着くという経過をとるためなのです。人中の場合は、悪化するピークが、術後1か月から3か月の間にあり、傷が落ち着いてくるのに術後3か月から6か月を要します。この点もお考えになり、慎重に手術を受けられるか否かを検討する必要があると思います。
この方の、経過や、手術デザイン等につきましては、私のコラム『美容外科話』に書きましたので、そちらを是非ご参照下さい。
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美容外科話No.369唇の形、変わりますか?人中短縮術(にんちゅうたんしゅくじゅつ、リップリフト、上口唇短縮術)の変化と経過
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このコラムの執筆専門家
- 山本 豊
- (東京都 / 院長)
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