まず、はじめに、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
当院は、他院修正手術を積極的に行っている関係で、様々なトラブルを目にする機会が多くあります。
また、そうした中で『他人のふり見て我がふり直す』ということも意識しながら、日々診療にあたっています。
修正手術をけられる方の中に、『この手術をやった方がいい』と医師やスタッフに勧められて、言われるがままに色々な手術を受けられた方にお会いすることも珍しくありません。
私は、『患者さんの目的(希望)を達成させるために最小限で済む方法は何か?』と考えながら、治療方針を決めるようにしています。このため、『先生は、初めてお会いすると、やる気がなく見える(営業トークをしないため)』と言われることも少なくありません。
しかし、私のやる気は、『営業トーク』ではなく、『手術』にあります。手術という手技もさることながら、術前のデザインにはこだわりを持って、時間をかけています。こうした部分に『私のやる気』を感じて頂けると、嬉しく思います。
また、『他院では、デザインは一瞬で終わりました』と修正手術を受けにいらした方に前医のお話を聞くと、『美容外科手術の80%はデザインで決まる』と考えている私とのスタンスが大きく違うのは当然のことと言えます。
今回は、私の小鼻の手術デザインについてお話したいと思います。
これは一言でまとめると『まっすぐに切らない』ということになると思います。小鼻は形状的に曲面と曲線で出来ていますので、ここに『直線』をいれてしまうと、不自然な仕上がりになってしまうことは、容易に想像がつくのではないでしょうか?
ところが、実際に直線的なデザインをしてしまう医師が多いのは、何故だと思われますか?
これは、美容外科手術の手術書に、『直線的なデザインとその寸法が載っている』ためだと思われます。医師というのは、勉強家でまじめな人が多い(全員ではないですよ。笑)ので、こうした書物でよく勉強した結果なのだと思います。私は、こうした書物を参考にして、『自分なりに良いと思う方法』で手術することにしています。
美容外科話No.366 小鼻縮小、デザインにこだわっています!!
では、私の手術デザインをお見せします。この方の経過や、術前、術後につきましては、私のコラム『美容外科話』に書きましたので、そちらをご覧いただきたいと思います。
このデザインが『直線で書かれていない』という私のこだわりをご理解いただければ幸いです。
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
このコラムの執筆専門家
- 山本 豊
- (東京都 / 院長)
- 新宿山本クリニック
「もう治せない」と諦めてしまう前に、ご相談ください
美容整形手術における、数多くの修正手術の症例数を持つ、私だからこそ出来るアドバイスがあります。初回・修正を問わず、目や鼻、リフトアップの美容手術はもちろん、美肌治療やヒアルロン酸などの美容皮膚科の分野にも広く対応しております。