- 谷澤 史子
- ミューズ・ブランディング・アカデミー(株) 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:人材育成
けがや稽古不足で横綱としてのありように影がさしていた西横綱の朝青龍。
この場所は正念場であったと思います。
皆さんもご存じのとおり、優勝決勝戦で見事白鳳に勝ち、優勝しました。
麻生総理大臣も言ってました。
「やっぱり横綱は強くなくっちゃね。」と。
品がないと言われようとも、引退をささやかれても、朝青龍は「強い」のです。
しかし朝青龍のキャラクターは日本人には受け入れにくいのではないでしょうか。
ちなみに私は朝青龍を見ていると、ボクシングの亀田兄弟を思い出します。
何より、インタビューアーに対して「おまえ」と言ったりする
えらそうな物言いをすることに嫌悪感を感じるのです。
私は学生時代、剣道部でした。
剣道は試合に勝ったときにガッツポーズをしたりはしゃいだりすると
勝ちを取り消される場合があるのです。
理由は、勝負した相手のことを慮りなさいということです。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
につながる日本的な謙遜の気持ちの大切さを
剣道から学びました。
朝青龍は日本大好きと言っていました。
そうであれば、日本の国技である相撲から日本の心も
学び、日本人に愛される力士になってほしいです。
心技体、技術も体も相撲にささげているならば
今後は是非「心」も国技である相撲にささげてほしいものです。