
- 武本 之近
- 株式会社グルコム 代表取締役
- 東京都
- Webプロデューサー
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
今回は、弊社で行う場合のCMS導入時の段取りをご説明したいと思います。
通常のホームページ制作に比べ、CMSを導入する場合、
デザインフェーズからコーディング・CMS導入フェーズに制作を進めるには、
「機能的な問題を解決」しなければなりません。という内容を前回コラムで書かせて頂きましたが、
具体的にどういった事を行うか。
まずは、
/企画書・サイトマップ等の紙ベースでの仕様説明
/今回機能と類似したCMS導入サイトのピックアップ(弊社が納品したサイト)
をデザインフェーズでクライアントにご提案します。
例えば、企業サイトに良くある【お知らせ】を
CMSで対応する場合に決めなければならない内容として、
/掲載箇所(お知らせページ以外に 最新5件までトップにも掲載など)
/1ページの掲載記事数(最大10件以降は <<前のページ などでページ分け)
/体裁(日付:09.01.17? 2009.1.17? タイトル、本文文字サイズ、色など)
/機能(カレンダー、抜粋・詳細ページ、検索など)
/掲載順ルール(日付順?アイウエオ順?など)
など、
こういった内容を前述にある企画書や、既存サイトなどと照らし合わせながら仕様を決めて行きます。
その後、コーディング・CMS導入フェーズに入り、
弊社仮サーバー等で、事前に検証、動作チェックなどを行ってもらい、
細かい微調整後に、納品。という段取りになります。
クライアントがCMSを導入するページ。例えば【お知らせ】をどういった内容で使用していくか。
をヒヤリングして行くのが、非常に大事な事だと思います。
極論ですが、
単純に 文字情報だけのお知らせを掲載する場合 と
それ以外に、 プレスリリースで画像も掲載したい。 他社も紹介したい。
プレスリリースとお知らせをカテゴリー分けしたい。
といった内容でもデザイン・レイアウト・機能が変わってくるワケですから、
早い段階で確認しておきたい所です。
今年は、弊社でも何件CMSをご提供できるか。
上記段取りがブラッシュアップしましたら、またコラムで書かせて頂ければと思います。