卒業・卒園祝いのお手紙届いたかな？

卒業・卒園祝いのお手紙届いたでしょうか？


全国津々浦々の卒業式・卒園式も無事に終わりました。
学校や幼稚園は春休みですね。

卒業式は少し寂しい気持ちもあります。
しかし、巣立っていく子供達の前途を祝してのお祝いです。
カンナ・プロジェクトも、今年もカンナ大使校（カンナのバトンをつないでくださった学校のこと）にお祝いのお手紙を届けました。
その手紙は一年間の報告も兼ねています。
みんなは読んでくれたでしょうか・・・。
そして自分たちのカンナの仲間たちが、世界にも咲いていることを知ってくれたらと思います。そんな国のことに関心を持ってくれたらと思います。

学校は個人情報がいただけないので、その後の子供達とのつながりは持てません。
それがとても残念です・・・



カンナ・プロジェクトで平和のバトンをつないだ学校は全国３１都道府県あります。

都道府県ごとに日程が違うので、調べて、間違えないように送ります。
実はこの作業も仕事の合間ですから結構大変です（笑）

調べたらすでに終了していたというようなケースもあります（涙）



そして、高校・中学・小学校・幼稚園・保育園もまた日程がまちまちです。




毎年この時期は、このことが頭にあり気の抜けない季節です。

24日に最後のお手紙を届け、ようやくほっとしたところです。

カンナをバトンした学校は、海外も入れて１８０校あります。
そのうちの東北被災地には越冬の問題もありましたが、福島、岩手では越冬を成功させてくださっています。
宮城県では仙台では越冬してくださいましたが、廃校になった学校もあります。石巻市は64校の小・中にバトンをつなぎましたが、越冬の問題と、その後の統合、廃校などのこともあり、1年きりになってしまいました。
それでも、広島の子供達は、ひと夏だけでも真っ赤なカンナを見て欲しいと球根のバトンを預けてくれました。
「原爆にも負けないで咲いたカンナのように皆さんも頑張ってください」そんなメッセージを添えてバトンをつなぎました。

それでいいんです。それで・・・・。
それでもカンナのことを知ってくれたこと、東北に思いを馳せてくれた広島の子供達。
広島に思いを馳せてくれて「広島は大変だったのですね・・・」と言ってくれたこと。
きっと忘れてはいないと思います。

越冬しなくても、卒業して連絡は取れなくなっても、
あの時バトンをつないでくれた子どもたちの心に、
今も真っ赤なカンナは咲いてくれていると思います。

南半球のオーストラリアでは今、カンナが咲いています。



世界中の人の心に平和と希望の花を咲かせましょう