- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
カンナのバトン@聖イグナチオ教会
2011年8月 東京には福島から避難した子どもたちが
たくさんいました
聖イグナチオ教会の近くにも
四ツ谷付近の借り上げ住宅で仮住まいの子たちが
夏休み中の宿題を見てもらったり遊んだりしていました
そこにもカンナを植えました
その後なかなか訪ねることができず
気になっていたのですが
昨日やっと挨拶に行きました
その時のヴィタリ・ドメニコ神父様は
なんと翌年広島の幟町の教会に異動になられたそうです
広島の幟町といえばまさしく原爆で被害を被った地域
そこの小学校にもカンナのバトンは2009年にしています
本当にご縁を感じました
この5年なんども広島を訪れていたのに・・・
知っていればもっといろいろお話ができたのでしょうね
不思議なものですね
何かのご縁というのも必要なタイミングで現れる
この13年カンナ・プロジェクトをしてきて
いつもそう思います
ようやくご挨拶に行ったのも
このタイミングに必要だったのかもしれません
出あいは不思議ですね
出あうべきものには出あうしかも一瞬早からず遅からず
そのような言葉がよく言われますが
カンナをしていると本当にそう思います
だからたんたんと焦らず諦めず
今 今 今をするだけだと思うのです
聖イグナチオ教会とのご縁は
2011年バチカンから「東北に植えたカンナを」と所望されて
届けたことに端を発しますを
当時私を取材してくださった
キリスト教会の新聞記者さんからのご紹介で
聖イグナチオ教会に福島の子どもたちのことを知らされました
この子たちにも真っ赤なカンナ見て元気になってほしい
そう思ってお話に行きました
神父様はすぐに快諾してくださいました
神父様もスコップを持ってカンナを植えました
福島の子どもたちは
地震や津波だけでなく原発という事実も抱えてふるさとを離れ 慣れない東京できっとストレスだったと思います
この子どもたちと接していらっしゃる神父様のお姿が
とても印象に残っています
あの日は植栽のあと教会の中を案内してくださいました
福島の子どもたちも一緒に見学しました
この子たちは今どうしているでしょう
たとえ会えなくても
いつも思っています
自然とそうなります
それがこのカンナの活動です
写真はカンナ・プロジェクトを応援してくださる
カンナ大使さんが7月に撮ってきてくださいました 感謝です
カンナ・プロジェクト canna-project.com