- 小浜 貴士
- オネストアーク株式会社 代表取締役
- 東京都
- 建築家
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
型枠工事は非常に大事な工程で、これが貧弱ですと、コンクリートを流しこんだ時に、曲がりやねじれが生じてしまい、不恰好な基礎になってしまいます。
当社の基礎はベタ基礎を標準としている為、鉄筋工事が終わると
外周部の基礎立ち上がり型枠組み→耐圧板のコンクリート打ち→内周部の基礎立ち上がり型枠組み→内外周の立ち上がり基礎コンクリート打ちを行なっていきます。
コンクリート打ち工事(捨てコンクリート打ち工事を含めます)を、計3回の工程を行なうので、基礎工事には特に手間をかけて造っているとご理解いただけると思います。
写真左のコンクリート床に乗っている黒い液体は止水剤というもので、基礎の接合部からの漏水を防いでいます。
この材料が結構な値段をするので、あまり現場で見かけることは少ないかも知れません。
工事金額に入っていない、又終わってしまえば確認することも出来ないということが原因のひとつかとも思いますが、当社のようなベタ基礎工事には必須項目だと自負しております。
写真右の写真はコンクリートを打設しているところです。
左奥の鳶さんが持っているのは、バイブレーターという工具で、振動を適度に与えながら隙間無くコンクリートを打つのに必要な機器です。
これを行なわないと、ジャンカ等(豆喰い)が多いコンクリートが出来てしまい、仕上がりが不格好だけではなく、性能面にも響いていきます。
さあ、どのような基礎が出来上がるのか楽しみです