アイコンタクト
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しつけのTIPS
2007-02-05 00:00
しつけをする中で、アイコンタクト(=「名前を呼んだら顔を見る」)をしっかりできるようにするのは、とても重要です。
多くのしつけ本には、「アイコンタクトをしましょう」と書いてありますが、なぜかトイレトレーニングや“オスワリ”を教えるほどがんばってアイコンタクトの練習をする人は少ないんですね。
「名前を呼んだら顔を見る」って、人間の社会で考えれば当たり前ですよね。
でも犬と飼主さんの関係でよくあるのは、「落ち着いている時は名前を呼んだら顔を見るけど、遊んでる時や散歩中、何かに興味を示している時は見てくれない・・・」というケース。
犬の都合の良い時だけアイコンタクトが出来ても、ほとんど意味がありません。
例えば、犬の首輪が抜けて逃げてしまったという時に、まず飼主さんが叫ぶ言葉は「マテ!!」ではなく、犬の名前です。
このときにアイコンタクトが完璧だったら、名前に反応するはずなのでそのまま逃げてしまうことはありません。
実は「アイコンタクト」は、いたずらの改善や散歩の引っ張りの改善、呼び戻しに大きく役立ちます。
いろいろな状況で自分の犬の名前を呼んでみてください。もし状況によって見てくれないことがあるなら、「アイコンタクト」の練習をしてください。
犬の名前はあなたと愛犬を繋ぐ大切な言葉です♪
このコラムの執筆専門家

- 小川 亜紀子
- (しつけインストラクター)
- Dog Signal
問題行動の解決は飼主の意識改革から。しつけのコツを伝授します
愛犬の問題行動は飼主さんの接し方にあると言われていますが、実際にどのような接し方が正しいのかは分かりにくいと思います。飼主さんが愛犬と日々楽しい生活を送れるように、適切なしつけ方・接し方をアドバイスしています。
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