
- 小川 亜紀子
- Dog Signal
- しつけインストラクター
対象:ペットのしつけ・訓練
- 中西 典子
- (しつけインストラクター)
「しつけ上手」は「褒め上手」
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しつけのTIPS
2006-12-08 20:52
「悪いことをしたときどうやって叱ったらいいんですか?」と。
多くの飼主さんはしつけのコツは叱り方にあると思っています。もちろん叱り方も大切なポイントですが、実はそれ以上に「褒め方」が重要なのです。
「しつけをきちんとする」=「悪いことをした時にきちんと叱る」とイメージしてしまうのかもしれませんが、いいコでいるとき・悪い事をしなかったときにどれだけ褒めてあげられるかが、コツなのです。
良く考えれば当たり前のことなのですが、意外とこれが難しいんです。
犬に悪いこと、嫌なことをされた時に、怒ることを忘れてしまうことはありません。
けれど、犬が悪いことをしていない時、悪いことをやめた時は、ついつい褒めるのを忘れてしまうのです。
問題を抱えている場合は特に、犬の悪いところばかり目についてしまい、褒めることよい叱ることの方が多くなってしまいます。
愛犬の良いところに目を向けてください!
褒めるべき行動がたくさんあるはずです。
人間も同じですが、何か教えてもらっているときに出来なくて怒られるよりも出来て褒められたほうが、学ぼうという気持ちが続くはずです。
しつけを上手にしている人は、犬を褒めるのがとっても上手です。
あなたも「褒め上手」を目指しましょう!