- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
8日 今日は「立冬」です
立冬の頃になると少し寒くなりますね
火が恋しくなりませんか?
お茶の世界でも『炉開き』と言って
立冬を過ぎた頃から炉を開きます
お客様のほうに火を近づけるという工夫が見られます
利休居士は「柚の色づく頃」にと
千家中興の祖と言われる宗旦は「吐く息が白く見えるころ」にと
「炉を開く時期」についておっしゃっています
自然が教えてくれる佳き頃合いに『炉』を開きます
『炉』を開くということ
寒くなったので火をお客様の方に向けるという心遣い
一般の方々にも伝わるようにしてゆきたいです
炉開では壷飾りを致します
『口切』と言って5月に摘んだお茶を壺の中で熟成させて
この『炉開き』でその壺の口の覆いを切ります
『お茶のお正月』と言われる大事な季節でもあります
この時期の「恕」の講演のご依頼では
この『口切の茶事』を取り入れることもあります
ひとつは広間の茶室でのご依頼
ひとつは銀座の真ん中でのこじんまりとした素敵な茶室にて
歌舞伎の所作の稽古の中でもご依頼を頂いております
昨年は甘春堂さんから取り寄せの「いのこもち」でしたが
今年はどちらの亥の子餅にいたしましょう
お菓子を選ぶのもまた楽しいものですね
一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミー<a href="http://tachibanaryu.net/" target="_blank">http://tachibanaryu.net/</a>
一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
橘 凛保(Riho Tachibana)